ワンド・オヴ・ワンダー/Wand of Wonder
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Wand of Wonder / ワンド・オヴ・ワンダー (3)(赤)
アーティファクト
アーティファクト
(4),(T):1個のd20を振る。各対戦相手はそれぞれ、インスタントやソーサリーであるカード1枚が追放されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。その後、残りを自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはこれにより追放されているカードの中から、インスタントやソーサリーである呪文最大X個をそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
1-9|Xは1である。
10-19|Xは2である。
20|Xは3である。
対戦相手のインスタントやソーサリーを踏み倒すアーティファクト。
設置・起動コストがともに4マナと、出足は少々遅いがその分効果は強烈。唱えることができる枚数はダイス次第ではあるが、とりあえず起動した時点で呪文を追放するため、厄介なインスタント・ソーサリーが捲れれば、仮に自分が有効活用できなかったとしても(最初にめくれた1枚というのもあり)数ターン後の脅威を予め排除できる。一方、これ自体は直接戦場や手札、ライフに影響を及ぼさず、前述の通りコストも微妙に重いので、追放された呪文を使ってそれらのアドバンテージを稼がないとテンポ面で遅れを取る羽目になる。
コスト・パフォーマンスはダイスとめくれたカード両方に依存するので不安定ではあるが、2枚唱えることが出来れば大抵は十分に元を取れるだろう。全体除去や全体火力などの強力な呪文を使えたのであれば、1枚だとしても悪くはない。ただし唱えた場合、通常はオーナーの墓地に落ちる筈なので、対戦相手が回収手段を持つ場合は再利用を許す危険もある。逆用された場合に危険な呪文は敢えて唱えずに追放されたままにしておくのも選択肢。
- ルールに関しては解決中に呪文を唱える、マナ・コストを支払うことなく唱えるを参照。