授業初日/First Day of Class

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2021年6月9日 (水) 12:52時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
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First Day of Class / 授業初日 (1)(赤)
インスタント

このターン、クリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、それの上に+1/+1カウンター1個を置く。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
履修を行う。(あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーである講義(Lesson)カード1枚を公開しあなたの手札に加えるか、カード1枚を捨てカード1枚を引くか、どちらかを行ってもよい。)


このターン中の後続のクリーチャーをサイズアップと速攻付与で強化する履修インスタント

単純に1体強化するだけの場合、マナの面だけ見ればそれほど悪くない(例えば2マナ2/2→4マナ3/3速攻)が、ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paintと大して変わらず、履修で持ってくる講義にもよるが手札消費の多さが欠点となる。複数を強化すればそれだけコスト・パフォーマンスが向上するため、禁じられた友情/Forbidden Friendshipゴブリンの集会/Goblin Gatheringといった1枚で複数のクリーチャーを並べる効果とは手札消費を補える面でも相性がいい。パウパーでは騒鳴の嵐/Chatterstormからの大量のリスを強化するため、リスストームに採用される。

また、トークンを生成する講義を持ってくる手もあり、例えばスピリット召喚学/Spirit Summoningなら実質手札1枚の消費で計5マナ4/3速攻と、構築では厳しいがリミテッドのアグロデッキの最後の一押しとしては使用に耐える水準となる。

地味ながらインスタントのため瞬速持ちや急報/Raise the Alarmなどと併用して、相手ターンでのブロッカー展開にも使える。この場合は速攻付与がほぼ無駄になるが、ジンジャーブルート/Gingerbruteブロックできる事があるかも知れない。速攻付与に注目し、タップ能力を持つシステムクリーチャーとの併用も考えられる。ただし用途にもよるが再使用可能な装備品などの方が便利だろう。

特筆すべきはコンボパーツとしての利用。同一ターンでさえあれば恩恵を受けるクリーチャーの数に制限がないため、スタンダードでは想起の拠点/Bastion of Remembranceバスリの副官/Basri's Lieutenantサクリ台+授業初日の4枚に加えて+1/+1カウンターの載ったクリーチャーがいれば無限ループが成立し人が死ぬ。想起の拠点の代わりに暗影の学部長、エムブローズ/Embrose, Dean of Shadow無限ドロー。またモダン以下のフォーマットでは頑強-1/-1カウンターを相殺できることから、パウパーの無限頑強に採用されている。

リミテッドでは序盤に役に立たないのがネックになるため、サイドボードからの採用がメインか。

参考

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