風の騎兵/Cavalier of Gales
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クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 騎士(Knight)
飛行
風の騎兵が戦場に出たとき、カードを3枚引き、その後あなたの手札からカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
風の騎兵が死亡したとき、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直し、その後占術2を行う。
青の騎兵は飛行を持ち、ETBで渦まく知識/Brainstorm、PIGでライブラリーに戻りつつ占術2を行う。
ボード・アドバンテージは乏しいが、ETBのみで1枚のハンド・アドバンテージを獲得し、手札の質を相当高めることができる。ライブラリーに戻る点も、青いデッキのフィニッシャーにはうってつけの特性。スタンダードでは、サイズの近い飛行クリーチャーでより確実性の高い再利用性能を持つ永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnetが主な比較対象となるか。
渦まく知識効果の問題点である、長期的なドロー内容は変わらない点はスタンダードでは対策しにくいため懸念事項だが、このカードが早々に対処されて死亡するとシャッフルされるため単独で解消できる可能性もある。追放などで対処されればそれまでなので期待しすぎることはできないし、逆にライブラリーの一番上の確定を利用したい場合は不意に除去されないよう注意したい。
また、対戦相手の覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsに著しく弱いのも大きな問題点。ETBが手札2枚を失うだけのペナルティ能力になってしまうため、ナーセットと頻繁に遭遇する場合は採用しにくい。
エレメンタルとしては発現する浅瀬/Risen Reefとある程度シナジーを持ち、ETBで土地を置いてから発現する浅瀬の能力を解決することで確実なマナ加速が可能。
スタンダードではエルドレインの王権でのローテーション後に成立したジェスカイ・ファイアーズで炎の騎兵/Cavalier of Flameとともに主力を務める。前述のライブラリーに戻したカードの処理も寓話の小道/Fabled Passageで切り混ぜたり、ヴァントレス城/Castle Vantressでどかせたりすることが可能になった。
関連カード
サイクル
基本セット2020の騎兵サイクル。いずれもトリプルシンボル5マナのエレメンタル・騎士で、戦場に出たときの誘発型能力と死亡したときの誘発型能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 暁の騎兵/Cavalier of Dawn
- 風の騎兵/Cavalier of Gales
- 夜の騎兵/Cavalier of Night
- 炎の騎兵/Cavalier of Flame
- 茨の騎兵/Cavalier of Thorns