翦草+除根/Grind+Dust
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白黒の余波分割カードは、-1/-1カウンターの配置と、-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーへの追放除去。
翦草の方は華麗な苦悶/Splendid Agonyと違って1体に2つの-1/-1カウンターを置けず、ソーサリーになっているなど柔軟性は低いが2マナと軽い。タフネス1への除去はもちろん、タフネスの高いクリーチャーであっても恒久的な弱体化になり、除根への布石となる。
除根の方は条件付きとはいえ望む数の対象を追放できるという豪快な効果。イフニルの魔神/Archfiend of Ifnirなどの敵軍全体に-1/-1カウンターをばら撒けるカードと組み合わせれば、一方的な最後の裁き/Final Judgment相当になる。通常の全体除去と違って呪禁にこそ弱いが、破壊不能を持つ各種神などにも有効であり、自軍が被害を受けずに済む。また対戦相手が-1/-1カウンターを利用するクリーチャーを使用しているなら、労せずして追放除去になる。
翦草で除去できる範囲が狭い事、両半分ともソーサリーで隙が大きいことなどから構築では今のところ結果を残してはいないが、リミテッドにおいては各種神に加えて不朽や永遠にも対抗できる強力な除去となる。
- 「grind to dust」で「塵になるまですり潰す」という意味。
- 「翦草除根」とは「草を刈り根を取り除く」という意味。転じて「問題の原因を完全に取り除くこと」を意味する。
関連カード
サイクル
破滅の刻のレアの対抗色余波分割カードサイクル。アモンケットの対抗色余波分割カードサイクルとは手札からプレイできる上半分と余波を持つ下半分の色が逆になっている。
- 雲遊+萍寄/Leave+Chance(白+赤)
- 大義+名分/Reason+Believe(青+緑)
- 翦草+除根/Grind+Dust(黒+白)
- 機略+縦横/Refuse+Cooperate(赤+青)
- 悪戦+苦闘/Driven+Despair(緑+黒)