猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar
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伝説のクリーチャー — 猪(Boar) 神(God)
トランプル
猪の祟神、イルハグが攻撃するたび、あなたはあなたの手札からクリーチャー・カード1枚を、タップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーをあなたの手札に戻す。
猪の祟神、イルハグが死亡するか戦場から追放領域に置かれたとき、あなたはこれをオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置いてもよい。
グルール一族/The Gruul Clansに崇められる猪の神。攻撃するたびに手札のクリーチャー・カードを一時的に攻撃に参加させる能力を持つ。
5マナ6/6トランプルに復帰能力が付いた優秀な本体性能の時点でファッティとして及第点。速攻や暴動を付与すればすぐ大型トランプルが襲い掛かりつつ手札から二の矢が飛び出す。能力の特性上、単純に巨大であったりETB能力持ちなクリーチャーとの相性がよい。伝説なので2枚目を矢玉として投げる事が出来ないのは見逃せない弱点。
戦場に出した後に攻撃や手札まで要求が多いこの手のファッティは扱いづらいのが常だが、永遠神ロナス/God-Eternal Rhonas、原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerといった他のフィニッシャーと併用するだけで前者17点、後者18点という試合が決まりかねないシュート気味の圧力をかけられるため狙う価値は十分ある。優秀な復帰能力に加え野生の律動/Rhythm of the Wildや混沌をもたらす者、ドムリ/Domri, Chaos Bringerといったサポートがスタンダードに豊富な事もあり、ピーキーさはさほどでもなくスタンダードレベルなら現実的に決まる範囲。
ルール
- 攻撃したときの誘発型能力は攻撃している状態で戦場に出るを参照。
- 攻撃したときの誘発型能力で戦場に出したクリーチャーが戦場を離れた場合、それは手札に戻ることはない。
- 死亡するか戦場から追放されたときの能力の解決時にあなたのライブラリーが1枚以下だった場合、ライブラリーの一番下に置く。
関連カード
サイクル
灯争大戦の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャーで、戦場から墓地か追放領域に置かれたときにライブラリーの一番上から3枚目に戻る誘発型能力を持つ。
- 永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra
- 永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet
- 永遠神バントゥ/God-Eternal Bontu
- 猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar
- 永遠神ロナス/God-Eternal Rhonas
猪の祟神、イルハグ以外はゾンビ・神で、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの配下となったアモンケット/Amonkhetの神々を表している。
ストーリー
イルハグ/Ilhargはラヴニカ/Ravnicaの地下深くで眠るとされる猪の神。グルール一族/The Gruul Clansのザル=ター族/Zhur-Taa clanに崇拝されている。
詳細はイルハグ/Ilhargを参照。