災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたがコントロールしている他のクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。災いの歌姫、ジュディスはそれに1点のダメージを与える。
自分のクリーチャーに関する2種の能力を内蔵した伝説の人間・シャーマン。
能動的な全体強化と死亡をトリガーとする受動的な誘発型能力が噛み合っており、この強化を受けたクリーチャーが攻撃してきた場合、対戦相手からすればそのまま通して大ダメージを受けるか、ブロックして後半の能力を誘発させるか、といった2択を迫られることとなる。ダメージを与える対象は限定されていないため、戦闘によってダメージを受けたクリーチャへのとどめ、対戦相手に対する最後の一押しなど活用の幅は広い。
このカードが登場したラヴニカの献身ではラクドス教団/The Cult of Rakdosを中心として自分のクリーチャーに生け贄を要求するカード、及び対戦相手がライフを失うことに反応してアドバンテージを得られるカードが多く存在するため、それらのカード群とはシナジーを形成する。
他のクリーチャーが存在しなければ能力を活かせず、低いタフネスのため除去されやすいのは気になるところ。一方で状況が互角以上の際には勝負を決める一手になりうる非常に前のめりなカードなため、アグロ戦略で採用したい一枚。登場時点でのスタンダードではマルドゥ・アグロやラクドス・アグロなど色が合うデッキで採用されるほか、白黒吸血鬼においても部族シナジーを無視してタッチ赤により投入される。
- 伝説のロードであるため重ね張りができないが、高速アグロ系デッキの多く存在するラヴニカの献身期ではまず全体強化を引き込むすることが重要であり、前述の除去耐性の低さから使い捨ての全体強化のような働きをすることもある。そのため3~4枚程度多めに採用されることが多い。
関連カード
サイクル
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー。
- ラヴニカのギルド
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer(ディミーア家/House Dimir)
- パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun(イゼット団/The Izzet League)
- 千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion's Edge(ボロス軍/Boros Legion)
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways(グルール一族/The Gruul Clans)
- 楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker(シミック連合/The Simic Combine)
ストーリー
ジュディス/Judithはラクドス教団の歌手兼パフォーマンス・アーティスト。教団員の敬愛を一身に受けるラクドス/Rakdosを妬み、取り巻きを集め始めた。
詳細はジュディス/Judithを参照。