天の刃使い/Heavenly Blademaster
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クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、二段攻撃
天の刃使いが戦場に出たとき、あなたはあなたがコントロールしている望む数のオーラ(Aura)や装備品(Equipment)をこれにつけてもよい。
あなたがコントロールしている他のクリーチャーは、天の刃使いにつけられているオーラや装備品1つにつき+1/+1の修整を受ける。
飛行と二段攻撃に加え、ETBであなたがコントロールするオーラや装備品をこれにつけることのできる誘発型能力と、これにつけられているオーラや装備品の数に応じた全体強化の常在型能力を持つ天使。
素の状態でも実質6マナ6/6相当の打点を誇るフライヤーなのでマナレシオは悪くない。二段攻撃によってオーラの強化効率が実質倍になっている上に素で回避能力を持つため、あなたがコントロールするオーラや装備品次第では(速攻を与えられるものがあれば)一撃必殺とも成り得る。ただし装備品はともかく、オーラの場合は予めエンチャント先のクリーチャーを含めて用意する必要があるのでやや手間はかかる。
全体強化の方は、過去のカードでいえば武装の達人/Armament Masterが最も近い。「オーラや装備品をこれに集めることで他のクリーチャーが無防備になる」という自身のETB能力の弱点をこちらの能力で補っている。またこれにより、オーラを出すために用意されたエンチャント先のクリーチャーや、あるいは生体武器の細菌トークンも無駄にならない。戦場に出ているクリーチャーの数やオーラ及び装備品の数によっては、これ自身に速攻をつけることが出来なくとも一撃必殺級の打点を生み出しうる。
総じて手間はかかるもののエンドカードとしての貫禄は充分。エターナルでは流石に重すぎるが、統率者戦などで特化したデッキを組んだ場合には点と面の両方で大きく打点を跳ね上げられる有力なカードとなる。とはいえETB能力に対応しての除去に対しては無力であるため過信は禁物。
- 銀枠カードだが、Atinlay Igpayの上位互換。性能差は隔世の感がある。