宝捕り/Treasure Nabber
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Treasure Nabber / 宝捕り (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)
対戦相手がマナを引き出す目的でアーティファクトを1つタップするたび、あなたの次のターン終了時まで、そのアーティファクトのコントロールを得る。
3/2対戦相手がマナ・アーティファクトを使うたび、それを期限付きで奪い取るゴブリン。
統率者戦では序盤の動きとしてアーティファクトによるマナ加速が定石であり、これを出しておくだけでマナ源がどんどん集まってくることになる。 自分のターン終了時には返してしまうが、タダで借りられるだけ儲けものだろう。もちろん、クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworksや屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savantなどでそのまま使い潰してしまってもよい。
また、アーティファクトをアンタップしての無限マナや、伸ばしたマナを足掛かりに追加ターン呪文連打を狙うようなデッキに対しては、強烈な妨害力を発揮する。
一方、一度使うとコストを支払わない限りアンタップしない魔力の櫃/Mana Vaultなどのカードが相手だと利益が薄い。 同じ統率者2018で登場した切望の宝石/Coveted Jewelはこの効果でコントロールを得てもカードを引けないばかりか、むしろ他のプレイヤーに自身を攻撃する口実すら与えてしまうため、デメリットとなりかねない。
- 誘発条件は、マナを引き出す目的でタップするを参照。
- 太陽の指輪/Sol Ringに代表されるマナ・アーティファクトに限らず、アーティファクト・土地はもちろん、何らかの効果でアーティファクト化されたマナ・クリーチャーも奪える。
- 即席でタップされたアーティファクトは奪えない。即席はコストの支払い方を変更しているだけで、アーティファクトにマナ能力を与えているのではない。
- プレイヤーBとCがそれぞれ宝捕りをコントロールしていて、プレイヤーAが自分のターンにマナ・アーティファクトを使った場合、B、Cの宝捕りの能力がそれぞれ誘発する。APNAP順により能力の解決順はC→Bになるため、最終的にBが自分のターン終了時までアーティファクトをコントロールし、Bのコントロール変更効果が終了し次第、Cが自身のターン終了時までコントロールする。しかしBやCが奪ったマナ・アーティファクトを使用すれば互いの宝捕りによって奪われるため、今誰がコントロールしており、どの継続的効果が適用されているのかきちんと把握する必要がある。