防衛
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防衛(ぼうえい)/Defenderは、神河物語発売時に制定されたキーワード能力。これは常在型能力である。
防衛/Defender | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.3 |
定義
防衛/Defenderを持つクリーチャーは攻撃に参加できない。
解説
クリーチャー(おもに壁)が持つペナルティ能力であり、それを持つクリーチャーに攻撃制限を課す。
これまでクリーチャー・タイプの壁に存在した「壁は攻撃に参加できない」のルールをキーワード化したものである。防衛の登場に伴い、壁のルールは廃止され、神河ブロックより前の霧衣の究極体/Mistform Ultimusを除くすべての壁はオラクル更新で防衛が与えられた。
常磐木能力として位置づけられており、防衛持ちの新種は(多くはないが)少しずつ増え続けている。
- これを持つクリーチャーは、同じステータスで防衛を持たないクリーチャーよりもマナ・コストが低めとなっている。
- 神河物語には防衛を持つクリーチャーはいなかったが、神河謀叛で、防衛を持つ壁でないクリーチャーが登場。その後はもう壁は登場しないかと思われたが、後に復活している。
- 防衛があっても条件付きで攻撃に参加できるカードも存在する。動く壁/Animate Wallのように防衛を「無視する」カード(防衛を持たないかのように扱うようにするカード)と、ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinelのように防衛を「失う」カードの2パターンが存在する。
- 防衛を持たないクリーチャーが一度攻撃クリーチャーになった後に防衛が与えられたとしても、その戦闘から取り除かれることはない。
- エルドラージ覚醒やラヴニカへの回帰ではテーマのひとつであり、防衛を参照するカードがいくつか登場。これにより、完全なペナルティ能力ではなく、プラスの側面も生まれた。
参照カード
防衛を持つことを参照するカード
- 突撃陣形/Assault Formation - 防衛を持つクリーチャーの攻撃を許可する能力。
- 斧折りの守護者/Axebane Guardian - 防衛を持つクリーチャーの数だけ好きな色のマナを加える能力。
- 障害排除/Clear a Path - 防衛を持つクリーチャーを破壊する。
- 門衛/Doorkeeper - 防衛を持つクリーチャーの数だけライブラリーを削る能力。
- 火炎職人/Flamewright - 防衛を持つクリーチャーを生け贄に捧げ、ダメージを飛ばす能力。
- 浸透者の魔法印/Infiltrator's Magemark - 防衛を持つクリーチャー以外によってはブロックされない。
- ノッグルの山賊/Noggle Bandit - 防衛を持つクリーチャー以外によってはブロックされない。
- オーガの門壊し/Ogre Gatecrasher - 防衛を持つクリーチャーを破壊する。
- 草茂る胸壁/Overgrown Battlement - 防衛を持つクリーチャーの数だけ緑マナを加える能力。
- 境界線の隊長/Perimeter Captain - 防衛を持つクリーチャーがブロックに参加するたび2点のライフを得る。
- 野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat - 防衛を持つクリーチャー以外によってはブロックされない。
- 断固たる盾持ち/Stalwart Shield-Bearers - 防衛を持つクリーチャーに修整を与える。
- 孔の歩哨/Vent Sentinel - 防衛を持つクリーチャーの数だけダメージを飛ばす能力。
- 覚醒石のガーゴイル/Wakestone Gargoyle - 防衛を持つクリーチャーの攻撃を許可する能力。
- 戦争売りの戦車/Warmonger's Chariot - 装備した防衛を持つクリーチャーの攻撃を許可する能力。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール