精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon
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実質2マナで1マナを貯め、2回以上貯めたところでやっとマナ加速になるためマナ加速として見ると効率が良いとは言えない。対戦相手の隙を見ながらマナを貯め、大型のドラゴンやブレス能力に繋げるような使い方が考えられる。一応無色マナが出せ、アンタップ状態で戦場に出るため、自分の隙は多少カバーができる。伝説の土地ではないため、2枚以上コントロールすることも可能。
普通のデッキでは使いにくい土地だが、青単ドラゴンコントロールで採用されている。パーミッション戦略を取るため、カウンターを構えることと相性が良く、また各種龍王を1ターンでも早く唱えることに向いているのがデッキコンセプトにマッチしている。
- クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphixを使用すると瞬く間にマナが貯まる。
- 精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonは(設定上)ドラゴンでありカード名に二つ名を冠してもいるものの、ドラゴンのクリーチャー・タイプは持たないため恩恵を得られない。
- R&D内では(プレインズウォーカー・タイプの)ウギン呪文にも対応させてはどうかという意見もあったが、文字数の都合で見送られた[1]。
ストーリー
精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragonはカル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountainsにある、精霊龍ウギン/Uginを包む巨大な面晶体/Hedronの繭が置かれた峡谷。
時間を遡り、1280年前のタルキール/Tarkirの地に降り立ったサルカン・ヴォル/Sarkhan Volは、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの戦いに敗れ死の淵にあったウギンを面晶体の力で救った。その結果、タルキールの歴史は大きく変わってしまうことになる。
- 精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon(イラスト)と精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon(イラスト)とこのカード(イラスト)の3枚は、いずれも違う時間軸の同じ場所を描いたものである[2]。
脚注
- ↑ The M Files Fate Reforged, Part 2/Mファイル『運命再編』編・パート2(Daily MTG、Latest Developments、文:Sam Stoddard、訳:益山拓也)
- ↑ The Scenes, They Are a-Changin'/風景は変わる(Daily MTG、Arcana、文:Blake Rasmussen)