海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、海の神、タッサはクリーチャーではない。(あなたの青への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の数に等しい。)
あなたのアップキープの開始時に占術1を行う。
(1)(青):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
青の神。アップキープごとの占術によるライブラリー操作能力と、クリーチャーをブロックされなくする起動型能力を持つ。
信心が足りない状況であっても継続的にライブラリー操作をして手札の質を高めてくれる(特に無駄になりやすい2枚目以降の自分を避けられるのは嬉しい)。信心を満たせば強力な除去耐性と回避能力を兼ね備えたフィニッシャーにもなるが、パーマネントの展開を得意としない青のコントロール・デッキでは信心を上げにくいのが問題。
大きく分けると、占術のみを目当てとして運用する使い方と、意識的に色拘束が強いカードを集めてフィニッシャーとしても積極的に運用する使い方が考えられる。後者の場合、スタンダードで共存する、ラヴニカへの回帰ブロックの混成カードは相性がよく、青単信心が一定の戦果を挙げている。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神も参照。
関連カード
サイクル
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
ストーリー
海と海に住まう者を統べる青の神。女性。知識や航海などの神でもある。変化するもの、あるいは潮の流れや時の流れのような繰り返される様式の神とみなされることもある。今ある現実に興味を示すことは少なく、怒ることは少ないとされる。しかしひとたび激昂すると、その怒りは荒れ狂う波のように増大し、村々を押し流し、潮流とともに緩やかに静まるという。潮汐を操るとされる彼女の二叉槍デケーラ/Dekella, a two-pronged spearを利用した者が、その一族ごとウナギにされる罰を受けたという伝説も残っている。
現状に留まることを好まず、緩やかで発展的な変化を望み、土地の再形成や海岸線の変化を行っている。水棲生物であるトリトン/Triton(マーフォーク)と海に面した都市メレティス/Meletisに住む人間が主に彼女を崇拝している。
参考
- 壁紙 (Daily MTG)
- カード個別評価:テーロス - 神話レア