ペンドレルリボルト
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ペンドレルリボルト(Pendrell Revolt)は、第6版でのルール変更以前に成立していた、ペンドレルの霧/Pendrell Mistsと自然の反乱/Nature's Revoltによるロックデッキ。
Pendrell Mists / ペンドレルの霧 (3)(青)
エンチャント
エンチャント
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを生け贄に捧げる。」を持つ。
当時のルールでは、アップキープ・コストを必要とするパーマネントは、それを支払わない限り能力を起動できなかった。そのため、この2枚を出してすべての土地とクリーチャーにアップキープ・コストを付けると、土地からもクリーチャーからもマナが出せないため、すべて生け贄に捧げさせることができる。その後新たに土地をプレイしても、クリーチャー化による召喚酔いでマナは出せない。
クリーチャーでないマナ・アーティファクトからはマナを出せるので、それらのマナの分だけはクリーチャー/土地を守ることができる。さらに、なんらかの方法で一つの土地のコストを払うことができれば「その土地からマナを出して別の土地のコストを払う」を繰り返すことで、すべての土地を残すことができる(ほとんどはタップ状態になってしまうが)。もちろん、これらは対戦相手も同じことであるため、相手のマナ・アーティファクトは事前に除去しておく必要がある。
最終的に、残したクリーチャーで攻撃して勝利する。タップ状態の2/2クリーチャーが大量に残るため、早期決着用にファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtを使用することもあった。
- 一見するとロックしたら抜け出せないように見えるので、早期決着は不要にも思える。しかし、当時このロックから抜け出す方法はちゃんと存在していた。モックス・ダイアモンド/Mox Diamondや水蓮の花びら/Lotus Petalからエメラルドの魔除け/Emerald Charmを使えばよいのだ。
- 現在のルールであってもアップキープ・コストの支払い自体は存在するので、マナ・アーティファクトでも無い限り、土地をタップ状態で押さえ込みつつクリーチャーを一掃できる。ただし、土地の維持を諦めればある程度の時間クリーチャーを残せるので、当時ほどの確実性は無い。
参考
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