修繕/Tinker
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ティンカーデッキのキーカードにして、最強のコスト踏み倒し呪文。
デッキ内のあらゆるアーティファクトを、マナ・コストを無視して直接戦場に出せる。その代償としてアドバンテージを失い、同時にプレイできなくなっている。よって無条件での採用は出来ないが極めて融通性が高いため、これをキーカードとした様々なデッキを生み出した。
登場した当時はアーティファクトといえば重くても5~6マナがせいぜいで、強力なアーティファクトが少なかったため放任されていたが、その危険性は指摘されていた。発売当初からメグリムジャーの凶悪化を助け、またティンカーやスーサイドブラウンが当時の世界選手権を制圧した。おにぎりシュートの高速化にも一役買っている。
さらにミラディンでのアーティファクト・土地と強力な重量級アーティファクトの追加によって、それまでネックだった安定性の問題がほぼ払拭され、爆発力も跳ね上がり、エクステンデッド環境に大きな影響を与えた。特にティンカースタックスやマナベルチャー等の瞬殺型コンボデッキが横行、プロツアーニューオーリンズ03を席巻し、最終的に修繕は禁止カード指定を受ける事となった。
ヴィンテージでも制限カードとして活躍。他のフォーマットと比べ、多種多様なデッキで使われている。ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus専用のカードとして使われている場合もあり、この場合サーチではなく加速としての面が際立っている。→Tinker戦略
- ミラディンは修繕の禁止カード指定をほぼ前提として、その存在を考慮しての調整は行われず発売された。
- 調整版に作り直し/Reshapeが存在する。
1999年10月1日よりヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カードに指定された。2004年1月1日よりエクステンデッドでも禁止。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも続けて禁止。From the Vault:Exiledにあわせて、2009年8月26日より100カードシングルトン・司令官戦・プリズマティック・トライバル・ウォーズ・クラシックでは禁止カードに、クラシックでは制限カードに指定した。
主な亜種
参考
- ティンカー
- Tinker戦略
- カード個別評価:ウルザズ・レガシー - アンコモン
- M:tGやっちまった小咄集(Braingeyser、上の記事の和訳)
- ミスなんてもってのほか その8(米Wizards社)