チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
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伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
[+1]:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。チャンドラ・ナラーはそれに1点のダメージを与える。
[-X]:クリーチャー1体を対象とする。チャンドラ・ナラーは、それにX点のダメージを与える。
[-8]:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。チャンドラ・ナラーは、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーと、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれ10点のダメージを与える。
ローウィン初出の赤のプレインズウォーカー。赤らしく3つの能力全てがダメージとなっている。
1番目の能力は、小さな直接火力。とりあえず忠誠度を増やすために使っておく、というような使い方になるだろう。
2番目の能力は除去だが、忠誠度の消費がやや大きめ。ファッティを1体焼くとほぼ息切れになってしまうが、逆を言えば赤の苦手なサイズを一枚で対応してくれる。タフネスの低いクリーチャーを焼いていけばアドバンテージを取れるため柔軟性が高い。この能力のおかげで相手が焼かれるクリーチャーを出すことを躊躇すれば、1番目の能力を使用するチャンスにも繋がる。
3番目の能力は極めて強力で、このカードの鍵となる。ほとんど決定打になるものでありながら、戦場に出た2ターン後には使えるのが便利。忠誠度がぴったり無くなってこれが死ぬことになろうとも、アドバンテージが取れるなら早急に使うべき。対戦相手のクリーチャーが少なく、ダメージのみなら待つべきであろう。
リミテッドでは、どの能力も勝ち手段やアドバンテージにつながり、強力なエンドカード。構築では、他の火力とうまく役割分担をしてクリーチャーを焼いていくのが効果的。別の火力でクリーチャーに対処している間に忠誠度を稼ぎ、手札の火力が少なくなったらチャンドラで焼く、など。相手にクリーチャーがいなくても、それはそれで早い段階で相手に10点ダメージを叩き込めるだろう。 初期忠誠度からの安定性や、じっくりとアドバンテージを取る特徴からコントロール寄りのデッキで採用されることが多い。
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerにも言えることだが、コストがXの能力をもつのでソーサリー呪文のように使うこともできる。
- ローウィンのプレインズウォーカーサイクルの中で、唯一相手のプレインズウォーカーに直接干渉できる。
関連カード
サイクル
ローウィンのプレインズウォーカーサイクル。忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010と基本セット2011で神話レアとして再録された。
- 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
ストーリー
詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)参照。