チビ・ドラゴン/Dragon Whelp
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Dragon Whelp / チビ・ドラゴン (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
(赤):ターン終了時まで、チビ・ドラゴンは+1/+0の修整を受ける。このターンにこの能力が4回以上起動されているなら、次の終了ステップの開始時にチビ・ドラゴンを生け贄に捧げる。
「火を吹く」というイメージのパンプアップ能力を持った小型のドラゴン。幼さゆえに火を上手くコントロールできないため、4回以上能力を起動すると死んでしまう。それでも4マナでこの性能は悪くはないだろう。
とどめに使ったりファッティと相打ちする場合は迷わず4回以上起動できる。もちろんそういうケースばかりではないので、普段は起動3回(パワー5)までで十分なデッキ構築とプレイングを心がけたい。
第5版発売直前のステロイド系デッキではフィニッシャーとして使用されることがあった。当時はタフネス3以下のクリーチャーの天敵の稲妻/Lightning Boltこそ存在していたが、何よりもカウンターポストの全盛期であり、兵士トークンをかわせる回避能力持ちのクリーチャーであることが重視された。赤緑のデッキでは貴重な飛行持ちとして出番があったというわけである。
- From the Vault:DragonsにSteven Belledinによる新規イラストで収録された。このイラストは基本セット2010でも使われている。
- アルファ~第4版・時のらせん版のイラストが愛らしく、結構人気がある。『デュエルファイター刃』に出てくるフェルプゥの元ネタにもなっている。
- 愛称?は「ふぇるぷー」・「ちびどら」。こだわりのある人に言わせると「ひらがななのがポイント」だそうだ。
関連カード
- フィフス・ドーンでは焼炉の仔/Furnace Whelpとしてリメイク。起動制限が外された反面タフネスは低下している。よりシンプルかつ攻撃的なデザインとなった。
- 能力を起動した回数を参照する珍しいカード。他には漆黒の手の信徒/Initiates of the Ebon Handなどが同様の制限を持つ。
- 暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi - アスマディは呪いでチビ・ドラゴンに変えられていたという設定がある。
参考
- Developing Alpha (WotC、文:Tom LaPille、英語)
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド - アンコモン