うろつく玉座/Roaming Throne

提供:MTG Wiki

2024年1月19日 (金) 14:55時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Roaming Throne / うろつく玉座 (4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

護法(2)
うろつく玉座が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
うろつく玉座は、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
あなたがコントロールしていてその選ばれたタイプでありこれでないクリーチャー1体の誘発型能力が誘発するなら、それは追加でもう1回誘発する。

4/4

パンハモニコン/Panharmoniconのような能力を持つアーティファクト・クリーチャー戦場に出る際に選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーの誘発型能力を追加で誘発させる。

必然的に特定のクリーチャー・タイプを軸に、その誘発型能力を多用するタイプのデッキに採用することになる。自身も選んだクリーチャー・タイプになるのでタイプ的シナジーを重視する場合にも問題無く投入可能。クリーチャーとしての性能は標準的なマナレシオ護法を備えた、派手さは無いが安定した戦力のため、カードパワーの問題も基本的にはせずに構わないだろう。アーティファクト・クリーチャー共通の短所である除去のされやすさについても、護法が多少の除去耐性として働く。

「同一クリーチャー能力Aにより能力Bが誘発する」ような能力とは特に相性が良く、それぞれが1回ずつ誘発が増えるので能力Bが4倍誘発することになる。例えば、タリオンの伝書使/Talion's Messengerと組み合わせれば2回ルーティング+1/+1カウンター4個、オリバクの救済者/Savior of Ollenbockなら訓練2回+4回追放となる。リソースの消費こそ増えるが、濫用コストを要求する型の再帰誘発型能力でも似たようなことが可能となる。

イクサラン:失われし洞窟ではテーマとなっているクリーチャー・タイプは恐竜のみで、全体的にはクリーチャー・タイプがややばらけ気味。とはいえ素の性能が色事故の心配が無い中堅クリーチャーであるし、誘発型能力を持つクリーチャーの数が少ないという訳でもないため、その時点の手札で活用できそうなクリーチャー・タイプを選んだり、ピックの傾向が多少偏っているのであれば、そのクリーチャー・タイプを指定するなりすれば、誘発型能力の追加誘発についてもそれなりに活用できるだろう。

ルール

基本的なルールはパンハモニコン/Panharmoniconのページを参照。

  • 戦場に出ていないクリーチャーの誘発型能力はこれの能力では追加で誘発しない。「◯◯・カード」「◯◯である発生源」のような表現を使わずに単にカード・タイプだけが書かれている場合、それは戦場にあってそのカード・タイプを持つパーマネントを指す(CR:109.2)。
    • 「(自身)が死亡したとき」のような領域変更誘発は追加で誘発する。それは戦場にある状態で誘発が判断されるからである。
  • 遅延誘発型能力再帰誘発型能力は追加で誘発しない。(CR:603.2e
  • 「もう1回誘発する」というこの能力自体は誘発型能力ではないので、うろつく玉座を2体出してゴーレムを指定しても誘発回数を増やし合うことはない。ゴーレムの誘発型能力が3回誘発するようになるだけである。

参考

QR Code.gif