燃えさしの火弾/Ember Shot
提供:MTG Wiki
Ember Shot / 燃えさしの火弾 (6)(赤)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えさしの火弾はそれに3点のダメージを与える。
カードを1枚引く。
ルール文章に書いてあることはなかなか強力。中堅クリーチャーを除去しつつドローすれば確実にアドバンテージに繋がるし、対戦相手本体を焼いてさらに追加の火力を引ければかなりの量のライフを削り取れる。
とはいえ、さすがに重い。通常、3点火力は2~3マナが相場だが、これはなんと7マナ。キャントリップが付くと元のカードに2マナ足すくらいが適正コストだと言われるが、これの場合は4マナ以上も増えていることになる。ドローが火力に、火力がダメージに直結するバーンデッキで使われるととんでもないことになる危険性があるとはいえ、他に何の効果も持たないこれはいくらなんでも重すぎると言わざるを得ない。
キッカーやサイクリング誘発型能力を持つカードのような選択性もなく、常に7マナでしか唱えられないので、火力やドローが殊更重要視されるリミテッドでさえなかなか使われない。マナ加速が多めに取れている時に1枚入れられるかどうか程度である。
- 意外な事に純粋な上位互換・下位互換に当たるカードは存在せず、下位種に当たるカードも加撃/Zapぐらいしかない。火力+ドローの組み合わせがそれだけ強力であり、慎重に作成されている証拠と言える。
- 似た性質のカードは多色、特に青赤に多い。例えば予言の稲妻/Prophetic Boltなどは実績を残した強力カードである。