死を悼む復讐者、ギムリ/Gimli, Mournful Avenger
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伝説のクリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 戦士(Warrior)
このターンに2体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で死亡しているかぎり、死を悼む復讐者、ギムリは破壊不能を持つ。
あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体が死亡するたび、死を悼む復讐者、ギムリの上に+1/+1カウンター1個を置く。その能力がこのターン内で3回目に解決されたとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。死を悼む復讐者、ギムリはそれと格闘を行う。
あなたのクリーチャーが死亡する度、+1/+1カウンターが乗る伝説のドワーフ・戦士。
2体以上の仲間が死亡したターンは追加で破壊不能を獲得。更に丁度3体目が死亡すると格闘を行う。前述の通り、2体が死んだ時点で破壊不能を得るため、実質的な噛みつきのようなもの。一応戦闘ダメージを食らうことによる能力は誘発する他、感染を持つ相手との戦闘では相討ち・返り討ちに遭いうるので注意。もっとも、後者については事前に合計3個以上の+1/+1カウンターが乗っている訳で、サイズが縮むことは防げないが余程でなければ戦果は得られるだろう。それでも消耗を嫌うのであれば誘発しても格闘しないことを選んでもOK。+1/+1カウンターを乗せる能力には上限がなく、死亡すればそれ以上の強化も可能。
リミテッドでは直接的な除去が少なくなるので、これ自身の場持ちも上がる。適当なチャンプブロックでも強化に繋がり、3体以上が死ぬ羽目に陥ってもボード・アドバンテージを一部取り返すことが可能。膨れ上がった後は普通に攻撃に参加しても、余程でなければ倒される心配はあるまい。ただし回避能力は特に持たないので、対戦相手からもチャンプブロックで凌がれやすい点には注意。
構築の場合、最初に誘発するまではタフネスが2しか無く、出た直後に火力や除去であっさり死亡しがち。また破壊不能を得られてもマイナス修整や追放、バウンスなどで対処されうるので、安泰とまでは言い難い。それでもクリーチャーが並ぶビートダウン、特に横並びしやすいウィニー戦術においては勝手に膨れていき、除去も兼ねられるクリーチャーとして採用できる範疇だろう。奇襲への脆さも能動的に生け贄に捧げる手段を併用しておけば多少はカバーできる。
なお、これが出たターンに2体以上のクリーチャーが既に死亡している場合もしっかり破壊不能は得られる。一方で格闘はこれ自身が戦場にあるときの誘発型能力の誘発回数を参照しているので、出た後に更に追加で3体以上が死亡しないと誘発しない。
関連カード
- 打破数を競う者、ギムリ/Gimli, Counter of Kills
- 死を悼む復讐者、ギムリ/Gimli, Mournful Avenger
- 燦光洞のギムリ/Gimli of the Glittering Caves
ストーリー
モリア/Moriaのバーリンの墓/Balin's Tombでバーリンを悼むギムリ/Gimli(イラスト)。
詳細は打破数を競う者、ギムリ/Gimli, Counter of Kills#ストーリーを参照。