余剰のダメージ

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2021年2月6日 (土) 09:36時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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余剰のダメージ/Excess Damageとは、クリーチャータフネスか、プレインズウォーカー忠誠度を超えるダメージのことである。


Flame Spill / 炎の氾濫 (2)(赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。炎の氾濫はそれに4点のダメージを与える。余剰のダメージは、代わりにそのクリーチャーのコントローラーに与える。



Toralf, God of Fury / 怒りの神、トラルフ (2)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 神(God)

トランプル
対戦相手がコントロールしている、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体が戦闘ダメージでない余剰のダメージを受けるたび、そのパーマネント以外の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。怒りの神、トラルフはそれにその余剰に等しい点数のダメージを与える。

5/4
Toralf's Hammer / トラルフの鎚 (1)(赤)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは「(1)(赤),(T),トラルフの鎚をはずす:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。トラルフの鎚はそれに3点のダメージを与える。トラルフの鎚をオーナーの手札に戻す。」を持つ。
装備しているクリーチャーが伝説であるかぎり、それは+3/+0の修整を受ける。
装備(1)(赤)


目次

ルール

パーマネントにダメージを与える効果の中には、余剰のダメージをそのパーマネント以外のパーマネントやプレイヤーに与えるよう指示するものがある。

  1. ダメージを与える先がクリーチャーなら、与えるダメージから致死ダメージを差し引いた値が余剰のダメージである。それはそのクリーチャーが既に受けていたダメージや、同時に受けるダメージも考慮に入れる。
    • ダメージの発生源接死を持っている場合、1点を超えるダメージは全て余剰のダメージとなる。
    • ダメージを与えるクリーチャーが破壊不能を持っており既にタフネス以上のダメージを受けている場合、与えるダメージのすべてが余剰のダメージとなる。
  2. ダメージを与える先がプレインズウォーカーなら、与えるダメージからその現在の忠誠度を差し引いた値が余剰のダメージである。それは同時に受けるダメージも考慮に入れる。
  3. ダメージを与える先がクリーチャーでもプレインズウォーカーでもある場合、余剰のダメージは1.2の内いずれか大きい方である。

いくつかの誘発型能力の中にはパーマネントが余剰のダメージを受けることをチェックするものがある。それらはパーマネントが1つ以上の発生源からダメージを受けた後にチェックされる。

  1. クリーチャーが1つ以上の発生源から致死ダメージを超えるダメージを受けたなら、そのダメージから致死ダメージを差し引いた点数の余剰のダメージを受けたことになる。
  2. プレインズウォーカーが1つ以上の発生源からそのダメージを受ける前の忠誠度以上のダメージを受けたなら、そのダメージから過去の忠誠度を差し引いた点数の余剰のダメージを受けたことになる。
  3. クリーチャーでもプレインズウォーカーでもあるパーマネントがダメージを受けたなら、そのパーマネントが受けた余剰のダメージは1.2の内いずれか大きい方である。

その他

参考

  1. @testing_box(認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年5月15日)
  2. @testing_box(認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年6月7日)
  3. 『イコリア』の目 その1(Making Magic 2020年4月20日)

引用:総合ルール 20231117.0


引用:総合ルール 20231117.0

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