恒久守護のラナール/Ranar the Ever-Watchful

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各ターン最初の予顕を0マナにする伝説のスピリット・戦士。また手札か戦場のパーマネントを追放するたびに1/1飛行のトークンを生成する。

予顕呪文の必要マナを大きく減らしてくれるうえ、予顕するたびにトークンも生成してくれる、まさに予顕のスペシャリスト。予顕は次ターンまで使用できず時間がかかるという欠点を、チャンプブロッカーを用意して補ってくれる。

他にも追放が含まれるメカニズム、例えば待機や明滅などは全般的に相性がよい。手札に関しては自分のものに限るが、戦場のパーマネントの場合は他のプレイヤーのものでも誘発するため、追放除去全般がトークンのおまけつきとなるのも見逃せない利点。

一方、追放関連に特化したデザインは同時に欠点でもあり、追放手段と併用できないとフレンチ・バニラでしかなくなるので、専門に特化したデッキでの使用が望ましい。

• 食物連鎖/Food Chainとの2枚コンボで無限マナであるが、ラナールの固有色に緑が含まれないため、ラナールを統率者としたデッキに仕込めないのが残念。

オラクルの変遷

印刷時のテキストは以下の通り。

このテキストは精霊表現者/Elemental Expressionistと同様の問題があったため、ストリクスヘイヴン：魔法学院発売時にエラッタが出され、最後の能力が次のテキストになった。

しかし、このテキストでは予顕や待機で手札のカードを追放した場合に（特別な処理であるため）機能しない問題があったため、モダンホライゾン2発売時に再度エラッタが出され現在のテキストになった^[1]。この変更によって、手札破壊など対戦相手がコントロールする呪文や能力によって手札が追放された場合でもトークンが生成されるようになった。

ストーリー

ラナール/Ranarは、カルドハイム/Kaldheimのイストフェル/Istfellに住む霊魂/Spirit。男性。生前は子供たちを守り続け、死後はイストフェルの門/The Gates of Istfellを見張り続けている。

詳細はラナール/Ranarを参照。

参考

1. ↑ 『モダンホライゾン２』更新速報（総合ルール更新、オラクル更新）(Daily MTG 2021年6月18日)

• カード個別評価：カルドハイム統率者デッキ - 神話レア