トリスケリオン/Triskelion
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アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
トリスケリオンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
トリスケリオンから+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。トリスケリオンは、それに1点のダメージを与える。
アンティキティー初出、その後も第4版、ミラディンに再録された強力なアーティファクト・クリーチャー。 マジック初期から存在しながら、現在まで通用する珍しい例である。 通称、ロケットパンチとよばれる+1/+1カウンターを取り除き1ダメージ与える能力を持っている。この能力はタップを含まないので場に出た瞬間から使用できる。
様々な使い方が出来、リミテッドでは勿論、構築でも、リアニメイトされたり、ライブラリーから直接出てきたり、またパーミッション等で素出しされる事もあった。 動く死体/Animate Deadの活躍していた往年では釣るために、わざわざ自身に3発目を撃つこともあった。→Animate Mix
弟分に、名前の数詞が1小さいギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelionがいる。 また、テトラバス/Tetravus・ペンタバス/Pentavusの能力をミックスさせたトリスケラバス/Triskelavusという後輩もいる。
- 死体のダンス/Corpse Danceとの相性も良い(繰り返し使うならば、これも3発目を自身に打つ事になる)。
- ロケットパンチは昔のイラストを見てもらえればなんとなく連想することができる。このイラストからかつては素材を無視して「木人」と呼ばれたことも。
- 「コロ助」に対して区別する場合は「トリ助」と呼ばれる。
- ミラディンに再録された際にイラストが新しくなり、名前と能力を体現した部位が三本の腕から三本の脚に変更された。
- 名前の由来は恐らくtriskelion(三脚ともえ紋)。Triskeleとも呼ばれる。
ギリシア語のtriskeles(三本の脚を持った)が原義である。
- ミラディン・ブロックではメフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampireとのカウンターコンボが有名。
ロケットパンチでダメージを与えるたびに+1/+1カウンターを補充できるため、対象にさえ取れれば、ダメージで破壊できるクリーチャーを一掃できる。 その結果、歯と爪/Tooth and Nailからいっしょに登場することもあった。
- コンボの最中でカウンターを取り除きすぎてショック/Shockで破壊されたり残響する衰微/Echoing Decayで墓地に置かれたりしないように。
- 通過の儀式/Rite of Passageかメフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampireを2つ以上コントロールしている場合、トリスケリオン自身を対象にして無限にカウンターを乗せることができる。
トリスケリオン自身を対象にした場合カウンターはいくらでも乗せることができるが、そのまま続けて対戦相手を対象とする場合は、トリスケリオン自身に与えたダメージを数え忘れないようにしよう。 タフネスがダメージの値と同じところまで下がった時点で破壊され墓地に置かれるので、それ以降能力をプレイすることが出来ないからだ。 もちろんダメージの話なので、トリスケリオンを溶接の壺/Welding Jarなどで再生したり次のターンになりダメージがなくなれば問題はない。