荒々しい徒弟/Impetuous Protege
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Impetuous Protege / 荒々しい徒弟 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
《誇らしい師匠/Proud Mentor》との共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから《誇らしい師匠/Proud Mentor》を自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)
荒々しい徒弟が攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+X/+0の修整を受ける。Xは、対戦相手がコントロールしているタップ状態のクリーチャーの中で最大のパワーに等しい。
誇らしい師匠/Proud Mentorと共闘する人間・戦士。
赤にたまに現れる、特定の数を参照してパワーを増やすカードの1つ。これは対戦相手がコントロールしているタップ状態のクリーチャーのうち、最大のパワーに等しい修整を得る。基礎パワーが0であり、対戦相手がタップ状態のクリーチャーをコントロールしていないとまともに戦えないが、そこは相方の能力で任意のクリーチャーをタップしてカバーできるという寸法になっている。ETBで手札を1枚稼げるブロッカーと考えれば花の壁/Wall of Blossoms等と比較しても遜色なく、準備が整えばアタッカーに転ずることもでき、上手く機能すれば優秀なクリーチャーと言えるだろう。反面、事前準備に手間がかかるわりに性能が安定せず、相手がノーガードだと逆にパワー修整を得られないなど、構築ではイマイチ。
リミテッドにおいて3マナタフネス4は壁役としてまずまず。殴る際は能力を当てにしてもよいが、素直にオーラを付けて強化しても死ににくいアタッカーとして活躍が見込める。
- 天敵は連携/Gang Up。たった1マナで除去されてしまう。
- 師匠が遠距離からボーラを投擲して態勢を崩し、そこを彼が叩き伏せるコンビネーション攻撃を表現しているのだろう。しかしパワフルな武器を持つイラストに反し、彼の素のパワーは0。好機が訪れるまで防御に集中しているのか、あるいは万全な状態の相手にはまともに攻撃を当てることができないのかもしれない。
- "Protege"は「より卓越した者に保護され、指導・後援される者」、すなわち「被保護者、子分、弟子」といった意味で使われる言葉。マジックで「弟子」を表す言葉は主に"Apprentice"が使用され、こちらが使われるのは珍しい。これは師匠にとって彼は弟子であると同時に息子でもあることから、「守られた存在」という側面を強調するために選ばれたと推察できる。
ルール
- 能力が解決された後は、そのXの値が変わることはない。解決後に参照したタップ状態のクリーチャーのパワーが変動したり、アンタップされても、パワーへの修整値は変化しない[1]。
- 最大のパワーが負の値であったなら、Xは0として扱う。対戦相手がタップ状態のクリーチャーをコントロールしていなかった場合も同様に0となる[1]。
関連カード
サイクル
バトルボンドの「[カード名]との共闘」を持つアンコモンのクリーチャーサイクル。いずれも組み合わせは対抗色となっている。
- 吹鳴する徴募兵/Blaring Recruiter - 吹鳴する隊長/Blaring Captain
- チャクラムの受け手/Chakram Retriever - チャクラムの投げ手/Chakram Slinger
- 魂刃の破壊者/Soulblade Corrupter - 魂刃の回生者/Soulblade Renewer
- 荒々しい徒弟/Impetuous Protege - 誇らしい師匠/Proud Mentor
- 造化の紡ぎ手/Ley Weaver - 知識の紡ぎ手/Lore Weaver
参考
- ↑ 1.0 1.1 Battlebond Release Notes/『バトルボンド』リリースノート(Feature 2018年6月1日)