包囲破りの巨人/Siegebreaker Giant

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2018年8月26日 (日) 20:49時点におけるUBogin (トーク | 投稿記録)による版
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Siegebreaker Giant / 包囲破りの巨人 (3)(赤)(赤)
クリーチャー — 巨人(Giant) 戦士(Warrior)

トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
(3)(赤):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。

6/3

トランプル付きの頭でっかち巨人戦士カード名の通り、クリーチャー1体にブロック制限を付加して突破口を開く起動型能力も持っている。

鞭尾のモロク/Whiptail Molochに比べると、色拘束が強くなった事で相対的に3つの強化点を得ており、コスト・パフォーマンスが大きく向上している。マナ・コストを超えるパワーをトランプルによってねじ込み、低めのタフネスは相討ちを取られるブロッカー置物にしてカバーと、能力も噛み合っている。起動コストが少々重く、通常は一回の起動が限界のため、相討ち要員が複数控えている場合はあえて小粒な方を対象にし、より質の高い1:1交換を迫るのもプレイングの一環である。

リミテッドでは他のクリーチャーの攻撃サポートも兼ねるため、アタッカーとして積極的に攻めて行きたい。高パワーのおかげでブロッカーとしての使いでもあるが、これより上のマナ域については殆どが飛行かタフネス7以上を有するのでほぼ無力となる点は頭の片隅に入れておきたい。それでもコストに見合った働きはこなしてくれるだろう。

構築ではタフネスの低さも含めた除去耐性の無さや、テンポを食う割に直接的なアドバンテージに結びつかない能力の単純さがネック。スタンダードには全く同一のマナ・コストに限っても栄光をもたらすもの/Glorybringer厄介なドラゴン/Demanding Dragonといったより扱いやすいカードがあり、火の血脈、サルカン/Sarkhan, Firebloodによる部族サポートも加味すれば尚更壁は厚い。

  • 鉱夫の破滅/Miner's Baneと比べても、効率の悪い火吹き能力がブロック制限能力に置き換わり、1マナ軽くなってトランプルが自前となるなど、総合的な性能向上を果たした印象である。

参考

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