Barry's Land (playtest)

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2016年1月13日 (水) 21:15時点における111.188.8.239 (トーク) - whois による版
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非公式/非実在カード

Barry's Land
土地

Barry's Landは基本土地として扱う。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。


非実在カード版図所有地カード)を支援するために考案された土地で、(当時のルールで)基本土地タイプを「6つ揃える」ことを可能とする。

シンプルながら所有地カードとのシナジーが強力かつ面白く、幾つものエキスパンションに入れることが検討されたが、そのたびに却下されてきた。しかし、ゲートウォッチの誓いでついにこれの最終調整版とも言える荒野/Wastesが収録され、大きな話題を呼んだ。

  • Barry's Landの名前は、開発部での所有地カードの通称である「Barry card」に由来する。Barryとはマジック創生期のテストプレイヤーで、所有地カードのアイデアを作ったBarry Reichのこと。

目次

インベイジョン・ブロック

Mark Rosewaterが冗談半分で上記のものをデザインした。R&D内での評価が高く一時インベイジョンに入っていたが、ドメインが強力になりすぎる危険とルール上の問題が生じる可能性が指摘され、より時間をかけて考慮するためプレーンシフトに移された。

最終的に、基本でない土地でありながら基本土地でもあるということは(当時の)ルール上機能しないと判断され、セットから除かれた。

コンフラックス

所有地カードが版図として復活するにあたってこのカードの復活も検討され、改められてデザインされた。 第8版特殊タイプとして基本が設定されたことにより、以前のルール上の問題は解決されていると思われた。

第一案

非公式/非実在カード

Barry's Land
土地

Barry's Landは戦場にある限り基本土地タイプとして扱う。


戦場にあるときの常在型能力として基本土地タイプを得ていたため、不屈の自然/Rampant Growthによってサーチできないなどインベイジョンのものとは動作が変わっている。

戦場に出た時に基本土地に変わるという点が直感的でない上、ルール的にも不明瞭な点が多く修正されることになった。

第二案

非公式/非実在カード

Cave
基本土地 - Cave

(1)


他の基本土地と同様にルール文章がなく、ルールによってマナ能力を持たされている。極めてすっきりとしたデザインになった。

ルール上の問題は全くなくなったが、これを機能させるためには総合ルールに新たな基本土地タイプを加える必要があり、下記のものを始めとした非常に多くのカード、およびルール自体に大きな影響を与えることが明らかだった。

ゲーム全体への影響の大きさが懸念され、再びデザインされ直すことになった。

第三案

非公式/非実在カード

Incursion Zone
土地

(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
あなたのコントロールする基本土地タイプの数を数える場合、代わりにそれに1を加えた数として数える。


単純に所有地カードの効果を1増やす能力を持つことになった。効果は重複するので、例えばこれを3つコントロールしていれば部族の炎/Tribal Flamesで8点のダメージ与えることもできる。

しかしこれと相互作用するには、所有地カードのルール文章は(既にインベイジョン・ブロックで多数使われていた)「基本土地タイプ1つにつき」ではなく「基本土地タイプの数に等しい」という表現でなければならなかった。

また、元々のBarry's Landが持っていた一見したときに感じるシンプルさが失われていると考えられたこともあり、結局収録は見送られた。

ゼンディカー


非公式/非実在カード

City
基本土地 - City

(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。


ゼンディカーの開発段階では、「Manabond」と呼ばれる無色マナしか出せない土地・トークンを用いるメカニズムと共に、Barry's Landの復活が検討された。

スタンダードでの版図とのシナジーも期待されたが、肝心のManabondが没になり、またしても登場はならなかった。

ゲートウォッチの誓い


Wastes / 荒地
基本土地

(T):(◇)を加える。


ゲートウォッチの誓いにて、ついにBarry's Landの最終調整版とも言える荒地/Wastesが収録された。

詳細は荒地/Wastesの項を参照。

参考

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