モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
提供:MTG Wiki
アーティファクト
モックス・ダイアモンドが戦場に出るなら、あなたは代わりに土地カードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、モックス・ダイアモンドは戦場に出る。そうでないなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
パワー9として君臨していたMoxを調整して新しく登場した亜種。
「手札を減らすことにより、行動範囲を狭める」ことを目的としたことでバランスを取ろうとしたようだが、土地を1枚捨てる程度のデメリットでは不十分だったようである。 多色系デッキにはもちろんの事、ウィニーデッキのスピード促進としてもその猛威を振るう。 さらにウルザ・ブロックが出てからは、その力に拍車がかかったようにも感じられた。
ただし、追加コストに土地が必要であるため、デッキ構築の際単純に土地の代わりとしてこれを入れると、追加コストが払えなくてプレイできなくなる可能性があるので注意。 同様にCharbelcherのような土地を絞るデッキのマナ供給源としては不向き。
収穫のワーム/Harvest Wurmとの相性は抜群。
後に、更なる調整が施され金属モックス/Chrome Moxとなる。
「場に出た時」の誘発型能力と異なり、墓地などから直接場に出た場合や、彫り込み鋼/Sculpting Steelでコピーされた時はディスカードが不要である。 逆に、手札に土地カードが無ければプレイできない。
ただし当時の第5版ルールでは、このプレイ方法ではこれの起動型能力を使用することはできなかったので、使い捨てでのマナ加速という悪用はできなかった。 第6版でのルール変更にあわせて、現状のテキストのように修正されている。
1999/10/01より、ヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カードとなるが、2004/09/20より、Type1.5から移行したレガシーでは禁止カードにされていない。
ちなみにこの1999/10/01に同様に禁止/制限されたカードはこれも合わせて18種類。それ以前のヴィンテージ環境を疑いたくなる。