エメリアの番人/Emeria Shepherd
提供:MTG Wiki
Emeria Shepherd / エメリアの番人 (5)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたの墓地から土地でないパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。その土地が平地(Plains)であるなら、あなたはその土地でないパーマネント・カードを代わりに戦場に戻してもよい。
その名に冠するエメリアの通り、平地に関連付けて誘発するリアニメイト能力を持った天使。 上陸するたびに墓地から土地以外のパーマネントカードが回収でき、置いたのが平地なら、代わりにそのカードを戦場に戻せる。
サイクル中唯一、直接的なハンド・アドバンテージかボード・アドバンテージが得られる能力であり、カードパワーは頭ひとつ抜けている。特に、平地を出すだけで土地以外のパーマネントをリアニメイトできるのは破格のコストパフォーマンスであり、フェッチランドと組み合わせることでより強力にアドバンテージを稼いでいける。その分マナ・コストもサイクル中最大の7マナと、まずはこの重さをクリアして戦場に出すことが最初のハードルとなる。
構築では、マナ加速から高速で設置する・低速コントロールのフィニッシャー兼アドバンテージ源として使う・墓地を肥やしつつ、これ自体をリアニメイトするといったアプローチが考えられる。リアニメイトに関しては、これよりも戦闘面で強力なクリーチャーを釣り上げた方が手っ取り早いが、これはクリーチャー以外のパーマネントも継続的に回収ないし戦場に戻せるため、それを踏まえてデッキを構成すれば差別化は図れる。プレインズウォーカーなどは狙い目のひとつ。
- 桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと組み合わせると、デッキ内の平地(基本土地に限る)を望む枚数出せる。
- 別途生け贄に捧げる手段を用意できれば、彼方地のエルフ/Farhaven Elfや真面目な身代わり/Solemn Simulacrumなどでも同じことが可能。
- 空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruinと比べると、出しにくさ・対処されやすさの違いか、リアニメイト範囲が大きく広がり、手札に戻すという選択の幅も生まれている。それらをインスタント・タイミングで行えるのも強みのひとつ。
- カードパワーとの調整の兼ね合いもあるだろうが、エメリアの必要とする平地の数と、これのマナ・コストが共通して7であるのもおそらく意図的なデザインと思われる。
- 荒廃の一掴み/Grip of Desolationのイラストで握り潰されてるのは誰あろう彼女である。戦乱のゼンディカーのトレーラー[1]で確認できる。
関連カード
サイクル
戦乱のゼンディカーの、レアの上陸を持つクリーチャーのサイクル。各色に1枚ずつ存在し、対応する基本土地タイプでボーナスが得られる。
- エメリアの番人/Emeria Shepherd
- タジームの守護者/Guardian of Tazeem
- グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer
- アクームのヘルカイト/Akoum Hellkite
- オラン=リーフのハイドラ/Oran-Rief Hydra