刃砦の英雄/Hero of Bladehold
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Hero of Bladehold / 刃砦の英雄 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
喊声(このクリーチャーが攻撃するたび、他の各攻撃クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。)
刃砦の英雄が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを2体生成する。
4マナ3/4という良サイズに加えて、実質2/1のトークン2体を引き連れて攻撃可能とアタッカーとしての性能は高い。相手がノーガードならば、単体でも2回の攻撃で18点のライフを削るフィニッシャー級の打撃力を持つ。稲妻/Lightning Bolt一発では除去されないタフネスを持つことも構築では重要。
4マナはウィニーにとってもクロック・パーミッションにとってもやや重く、競合する優良クリーチャーも多いものの、ミラディンの傷跡ブロック構築からエクステンデッドまで、様々なデッキで採用候補となる。日本選手権11ではマナ加速からこのカードを高速で戦場に出すことに特化した白緑ビートダウンが登場、準優勝という成果を上げた。
- 2つの能力は同時に誘発し、スタックに置く順番はあなたが選ぶ。先にトークンを生成する能力を解決するようにすれば、トークンにも修整が与えられる。
- 攻撃しているトークンが戦場に出るに際し、あなたはそれぞれがどの対戦相手やプレインズウォーカーを攻撃しているかを決める。
- トークンは「攻撃している」が、攻撃クリーチャーとして指定されてはいないので「攻撃した」ものとしては扱われない。
- 例として、獣使いの昇天/Beastmaster Ascensionをコントロールしている場合でも、トークンの分の探索カウンターは獣使いの昇天に置かれない。
- 戦闘フェイズを追加したとしても、速攻を与えない限り召喚酔い状態であるため、トークンは追加の戦闘フェイズで攻撃できない。
- 自身のクリーチャー・タイプは騎士だが、トークンは兵士である。部族デッキで使う場合には注意。
- プレリリース・トーナメントでは、ミラディン陣営側を選んだプレイヤーへのプレリリース・カードに採用された。
ストーリー
刃砦/Bladeholdは、剃刀ヶ原/Razor Fields各地に共同体を作って暮らすオーリオック/Auriokの、最大の集落。商業と工芸の中心地である。(→The Human Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人間文化参照)
ファイレクシア/Phyrexiaの侵略に対しては、文字通り剃刀ヶ原最後の砦となった。避難者を匿い、魔法の隠し通路で比較的安全な焼炉層/Furnace Layerへと送っている。(→A Planeswalker's Guide to New Phyrexia, Part 1 / プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その1参照)
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ミラディン陣営 - 神話レア