オーリオック/Auriok
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オーリオック/Auriokは、ミラディン/Mirrodinの剃刀ヶ原/Razor Fieldsに生息する白の人間/Human種族。褐色の肌に深い金や銀の金属が斑点状にきらめき、白色の髪をしている。機知に富んで根気強く、溌剌とした彼らは黄金の板金やプレートで武装している(イラスト)。
- 名前の由来はラテン語で「金」を意味する「aurum」[1]。
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[編集] オーリオックの社会
オーリオックは単一の国家は形成せず、各居留地がそれぞれの法や統治体制を持つ小さな都市国家となっている。
[編集] 調和者隊/The Accorders
オーリオックの各居留地は大きな軍隊の代わりに、調和者隊/The Accorders によって守られている。隊員は旅をするオーリオックの戦士や魔術師達で、求めに応じてコミュニティーを渡り歩く。調和者隊はオーリオックの法を偏ることなく実施し、オーリオックの権利条文の一種である調和と公平の原則を遵守している。
[編集] 悪徒/Banesaints
悪徒/Banesaints とはオーリオックによって悪というものの典型とされた人物のこと。 オーリオックの若者はミラディンの歴史から悪徒の生涯とその過ちについて学び、愚行を繰り返さないための訓戒とするだけでなく、その行為による危害をやわらげ、正すという何らかの責務を負う。 悪徒は故人を指名するのが普通であり、特に自身の血縁者、祖先の指名は熟考の上で慎重に決められる。生者にこの語を向けるのは中傷や罵りと受け取られる。 悪徒に指名されるのはオーリオック等の人間種族に限らず、歴史上の悪行を働いた知的生命体ならば誰でも悪徒を務めることができる。 多くのオーリオックがミラディン史上でも特に有名な悪人を自らの悪徒とする一方、あまり知られていない悪に対する警告を広めようと無名な悪人を指定する者もいる。
[編集] 刃砦/Bladehold
刃砦/Bladehold はオーリオック最大の居留地で、特別に背が高く鋭い剃刀草からそびえる台地の上に建てられた、商業と工芸の中心である。 密集した剃刀草の草原では、最も名高きオーリオックの戦士達が訓練を行っている。周囲の剃刀草の鋭い刃に自身の姿を映すことで敵を撹乱し位置的優位性を得る鏡面反射/mirroring は彼らの編み出した戦闘技術だ。
[編集] 変遷
[編集] ミラディンの傷跡ブロック
新ファイレクシア/New Phyrexiaによって剃刀ヶ原は瞬く間に制圧され、レオニン/Leoninやロクソドン/Loxodon同様オーリオックも壊滅的被害を受けた。だが刃砦の戦士達は、調和者隊と共に抵抗を続け、ファイレクシア人と戦い続けている。刃砦にはロクソドンの工匠である造物師ガルマによって「剃刀の環/razor circle」という、ミラディンの地殻を貫いて溶鉱炉階層/Furnace Layerへと至るトンネルが作られた。白の太陽が天頂にかかる時にのみ作動し、難民の前哨地へと向かうことができるが、入り口は常に敵に発見される恐れがあり、通路はマイコシンス/Mycosynthの触手で塞がれないよう定期的なメンテナンスが必要である。
[編集] 主な人物
- 刃砦のリア/Ria of Bladehold
[編集] 登場
[編集] 登場記事
- The Terms of Engagement/約束の時 (Internet Archive) (Savor the Flavor 2010年9月22日 Doug Beyer著)
- The Human Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)(Savor The Flavor 2010年11月16日 Doug Beyer著)
- A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Machine Orthodoxy/プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その1(Savor The Flavor 2011年4月6日 Magic Creative Team著)
- A Planeswalker's Guide to New Phyrexia, Part 5/プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その5(Savor the Flavor 2011年5月4日 Magic Creative Team著)
[編集] 脚注
- ↑ You Down with O-T-T?/O-T-Tでダウン? (Internet Archive)(Savor the Flavor 2010年10月27日 Doug Beyer著)