シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker
提供:MTG Wiki
Silhana Ledgewalker / シラナの岩礁渡り (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
クリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
シラナの岩礁渡りは、飛行を持つクリーチャーによってしかブロックされない。
樹上のレインジャー/Treetop Rangersの流れを汲む回避能力持ちのウィニー。蜘蛛とは逆で飛行持ち以外にはブロックされない。攻撃時のみに適用される飛行と考えるとわかりやすい(厳密には違うが)。
この能力と「対象にならない」(一方通行)という2つの能力を持つため、リミテッドではかなり優秀。狂喜の条件達成や、各種魔法印の土台にと活躍が期待できる。
構築でもその強力な能力により、梅澤の十手/Umezawa's Jitteや腐れ蔦の外套/Moldervine Cloakでサイズを補って殴ってくる。2マナ1/1と緑にしては劣ったコスト・パフォーマンスであるが、神河ブロックがあった頃のスタンダード環境では上記の様な強化カードが豊富であったため、十分な力を発揮していた。
エターナルでもBerserkを使うタイプのストンピィには採用される。 元々のパワーよりも回避能力と除去耐性の方が重要であり、ふたつを兼ね備えたこれは打って付けと言える。
- 飛行を持っている訳ではないため、相手の飛行クリーチャーをブロックすることはできない。同様の理由で、ドラゴン変化/Form of the Dragon状態の対戦相手への攻撃に参加することもできない。
- 未来予知にて、いわゆる「蜘蛛能力」が到達とキーワード能力化され、「飛行を持たない存在」になったため、回避率がわずかに上昇した。
- 8アーマーでは、よく世慣れたドライアド/Dryad Sophisticateと並んで攻撃してくる。単純な攻撃力ではドライアドの方が勝るが、岩礁渡りの方は除去耐性が高いという利点があり、強力なタッグとなっている。
- カード名は誤訳の可能性がある。「岩礁」とは水面近くの岩のことを指すため、岩棚が大きく描かれているイラストや能力からすると「岩棚」が適当であると考えられる。
- 「Ledge」を「隠れた危険」の比喩としての「岩礁」と解釈し、そこを歩むものと考えれば誤訳とは言えない、とする意見もある。