ぶどう弾/Grapeshot
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Grapeshot / ぶどう弾 (1)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ぶどう弾はそれに1点のダメージを与える。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
ストーム付き1点火力。乱射/Scattershotと比較すると、プレイヤーを対象に取れる点はパワーアップしたが、ソーサリーになったことで除去としての機能は下がっている。特に、乱射/Scattershotは対戦相手がクリーチャーを唱えたターンに撃てばストームが1つ確定するため、それだけでタフネス2まで焼くことができたが、この使い方ができないのは辛い。したがって、これは能動的にストームをためる工夫をして使っていくべきであろう。
2マナという軽さもあり比較的ストームも稼ぎ易く、同ブロックの待機呪文等と組み合わせれば2〜4点は簡単に叩きだせるだろう。割り振り可能な火力としては割と便利である。
構築では紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathとの相性の良さが発見され、刈り痕ストームというデッキが作られた。
デザイアのエンドカードとしては、苦悶の触手/Tendrils of Agonyと思考停止/Brain Freezeという二大エンドカードと比べると、ストームが約20回必要になるので微妙なところ。
- タイムシフトカードとしてスタンダードに永劫の輪廻/Enduring Renewalが存在しているため、基底スリヴァー/Basal Sliverや野生の朗詠者/Wild Cantorあたりによる無限ループコンボのフィニッシャーに最適である。→エンデュアリング・キャンター
- ぶどう弾とは元々「袋などに小さな鉄球を詰めた」、散弾効果を持った対人攻撃用砲弾のこと。イラストでも小さな散弾状の弾が飛び散る様子が描かれている。ストームが乗れば乗るだけ散弾が増える感じか。
- 古いカードにぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapultがあるが、効果面ではまったく別物である。
- 急かし/Quickenと組み合わせることで3マナ2点割り振りのインスタント火力のようにも。急かしのキャントリップによってカード・アドバンテージの喪失は実質1枚で済む。もっとも急かしが使える環境ならばカード・アドバンテージを得られる可能性が高い電解/Electrolyzeも使えるので、ストームを稼いで3点以上を狙いたいところ。