開門
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開門(Gating)は、プレーンシフトに登場したマルチカラークリーチャーの一部が持つ能力の俗称。キーワード能力や能力語ではない。これらのカードは、「戦場に出たとき、あなたがコントロールする特定の色(自身と同じ色)のクリーチャー1体を手札に戻す。」という誘発型能力を持つ。
マナ・コストに比べて大型であるものと、
戦場に出たときにもう1つ能力を発揮するものがある。
後者は自身を戻すことにより擬似バイバック呪文としても利用できる。
コモンとアンコモンでは各色1枚ずつのサイクルを形成している。(下記参照) このうちアンコモンのものは2つめのcip能力、もしくは瞬速を備えており、より幅広い運用が可能である。
自然の発現/Natural Emergenceはエンチャントだが、同様の開門能力を持つ。 バウンスランドの一種である3色土地・棲み家も同方針に基づくカードであるといえよう。
- 対象をとらないので、条件が合えば被覆持ち(ブラストダーム/Blastodermなど)も戻すことが出来る。
- どのクリーチャーを戻すかは能力の解決時に決める。戻そうと思っていたクリーチャーがその前に戦場を離れた場合、別のクリーチャーを戻さなければならない。
- 色の合うクリーチャーがいない場合、何も戻さない。通常はその開門クリーチャー自身がいるが、変容する大空/Shifting Skyなどによって色が変わっていることもあり得る。
- 「戦場に出たとき」の能力を2つ持つ場合、それらの能力をどのようにスタックに載せるかはコントローラーが選ぶことが出来る。つまりどちらを先に解決するかを選ぶことが出来る。
- この能力を最も有効的に活用したのがアルーレンだろう。
- 魔力が疲弊したドミナリアで、少ない魔力でより大きなクリーチャーを召喚する方法として「小さなクリーチャーを召喚のタネにして召喚の門を大きく広げる」という理論が実践されたと言う設定になっている。このため、イラストには共通して「開門クリーチャーが、小さな動物から魔法のゲートを越えて出現する」様子が描かれている。
- 時期が時期なら、能力語となってもおかしくなかったかも。
- 後の時代に、かなり近い性能を示す救出カードが登場した。