劇的な入場/Dramatic Entrance

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2024年6月23日 (日) 03:05時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
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クリーチャーカードインスタント・タイミング手札から戦場に出せる呪文誘い/Lure of Prey閃光/Flashをシンプルにした感じのカードである。

唱えるのに5マナかかる上にカードを1枚消費するため、「超重量級のクリーチャーを踏み倒す」「除去に強いが打ち消しに引っかかるクリーチャーと組み合わせ、打ち消しを消費させるために使う」「インスタント・タイミングで出せることを利用する」あたりを目的として運用することとなるが、強力な除去耐性ETB能力を持つクリーチャーは大抵それなりの重さを抱えているため、大概はファッティの踏み倒しが主眼となる。同エキスパンションの強力なクリーチャーとしては森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus苔橋のトロール/Mossbridge Trollがおり、さらに広く見れば刈り取りの王/Reaper King大祖始/Progenitusのような多色クリーチャーも候補となる。アラーラの断片ブロックナヤ/Nayaのカードには重いが優秀なクリーチャーが多く、カジュアルプレイではよく併用された。現在ならインスタント・タイミングでテラストドン/Terastodon万猛竜/Polyraptorなどを相手の嫌がるタイミングで入場させるというシンプルな使い方でもそれなりに強い。

このような性質から、一見「デカブツを軽めに叩きつけるティミー好みのカード」のように扱われやすいが、「クリーチャーを1回だけインスタント・タイミングで出すためだけにカード1枚と5マナを使う」というだけではあまり強くはない。そのため実際には他のことを犠牲にしてでもテンポ・アドバンテージを得たり、ターンをまたいで重量級2体を展開するためのカードという趣が強く、このカードを採用しているデッキレシピは、単なる踏み倒しというよりギャレンブリグ城/Castle Garenbrig斥候の警告/Scout's Warningのような特殊な役割を期待されていることもしばしばある。

今のところトーナメント実績はパッとせず、再録機会の少なさもあってかカジュアルでもあまり見かけない。しかしマジックが続く限り緑のクリーチャーは増え続けるため、いつか最高の相方が見つかるかもしれない。

[編集] 参考

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