門の魔道士/Portal Mage
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Portal Mage / 門の魔道士 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
門の魔道士が攻撃クリーチャー指定ステップ中に戦場に出たとき、攻撃クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれが攻撃するプレイヤーやプレインズウォーカーを選び直してもよい。(それはそれのコントローラーやそれのコントローラーのプレインズウォーカーを攻撃することはできない。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「プレイヤーやプレインズウォーカー」は「プレイヤーやパーマネント」に置き換えてください。
攻撃クリーチャーの攻撃先を変えてしまうという特殊なコンバット・トリック能力を持つ人間・ウィザード。
2人対戦では攻撃先をプレイヤーとプレインズウォーカーやバトルを切り替える程度しか役に立たないが、統率者戦などの多人数戦では対戦相手の攻撃プランを狂わせることができ、変更先のプレイヤーにも損害を与えることができる。小技として、魅力的な執政官/Blazing Archonなどで攻撃をシャットアウトしているプレイヤーにも奇襲をかけることもできる。
- 登場時点では攻撃先を選び直す効果が他に存在しなかったため、総合ルールで名指しされて専用のルール項目が作られていた(CR:508.7)。現在は下記の通り唯一無二の存在ではないため名指しされなくなっている。
- 印刷時は攻撃先としてプレイヤーとプレインズウォーカーしか存在しなかったが、機械兵団の進軍でのバトルの登場に伴い、統率者マスターズ再録の際にバトルにも選び直せるようオラクルが変更された[1]。
[編集] ルール
- 攻撃クリーチャー指定ステップ以外で唱えることも適正である。攻撃クリーチャー指定ステップ以外に戦場に出た場合、単に能力は誘発しない。
- 攻撃クリーチャーの攻撃先を選び直すことは、そのクリーチャーを一瞬でも戦闘から取り除くことはなく、また新たに攻撃クリーチャーに指定することでもない。「このクリーチャーが攻撃したとき」の能力は改めては誘発しない。
- 攻撃先を選び直す際に攻撃強制、攻撃制限は無視でき、攻撃に対して何らかのコストを支払う効果も影響を及ぼすことはない。
- ターン起因処理としてクリーチャーがどのプレイヤーやパーマネントを攻撃したかの指定は、選び直されたとしても遡及して変わることはない。
- 古参の兵士/Veteran Soldierや巨大なるカーリア/Kaalia of the Vastなどの「クリーチャーがプレイヤー1人を攻撃したとき」誘発する能力は、その解決前に攻撃先が選び直されたとしても元々のプレイヤーを参照する。
- 攻撃先が選び直されることによって、そのクリーチャーにとっての防御プレイヤーが変化することになる。能力によっては、それによって対象が不正な対象になることもある。
- 例:暴君の使い魔/Tyrant's Familiarは防御プレイヤーのコントロールするクリーチャー1体を対象とする能力を持つ。この能力が誘発し、解決する前に門の魔道士によって攻撃するプレイヤーが変更されたなら、解決時にそのクリーチャーにとっての防御プレイヤーのコントロールするクリーチャーでは無くなっているため能力は立ち消える。
- 基本のルールとしては適正な攻撃先を選ぶ必要はある。
[編集] 関連カード
クリーチャーの攻撃先を選び直す効果を持つカード。特筆しない限り瞬速持ちパーマネントのETB能力。
- 風纏いのプラネター/Windshaper Planetar - (4)(白)4/4飛行。すべての攻撃クリーチャーに対して有効。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
- 紛らわしい道標/Misleading Signpost - (2)(青)で青マナのみ生み出せるマナ・アーティファクト。1体にのみ有効。(エルドレインの森統率者デッキ)
- Portal Manipulator - (2)(白/青)(白/青)3/2。プレイヤー1人と好きな数の攻撃クリーチャーを対象にし、そのプレイヤーへ攻撃させる。(Ravnica: Cluedo Edition)
[編集] 参考
- ↑ 『統率者マスターズ』更新速報(Daily MTG 2023年8月3日)