不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan
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伝説のクリーチャー — 霊基体(Aetherborn) 吸血鬼(Vampire)
速攻
対戦相手がコントロールするクリーチャーが1体死亡するたび、不死の援護者、ヤヘンニの上に+1/+1カウンターを1個置く。
他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、不死の援護者、ヤヘンニは破壊不能を得る。
カラデシュのストーリー中で登場し人気を博したキャラクターが伝説のクリーチャーとして登場。対戦相手のクリーチャーが死亡すると強化され、味方を犠牲にして生き残る能力を持つ。
素のスペックは2/2速攻と伝説のクリーチャーとしてはそこまで高くないものの、相手のクリーチャーを除去している内に対処が難しいサイズに成長できる。3つ目の能力もナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskのように何度も起動して嬉しい効果ではないものの、登場時のスタンダードでは唯一制約と他のコストなく連続してクリーチャーを生け贄にできる能力であり、ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat、無情な死者/Relentless Deadなどとのコンボに使うことができる。登場時のスタンダード環境の有力除去が破壊効果メインなこともあって生け贄要員を確保してやればかなりのしぶとさを発揮する。ただしアモンケット以降ではアモンケット・ブロックの神々や永遠持ちなどの対策として追放除去を採用するデッキも少なくないため過信は禁物。イクサラン・ブロックでは吸血鬼のタイプ的シナジーを受けられるようになった。
スタンダードでは黒緑巻きつき蛇で見られる場合があるほか、グランプリ静岡17春では白黒赤ビートダウンに採用されている[1]。イクサラン・ブロック期では、黒赤アグロや黒単アグロに採用される場合がある。
- 名を冠するヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertiseとは一見相性が良さそうに見えるものの、ヤヘンニの巧技で唱えても既に相手のクリーチャーは死亡済のためサイズアップできず、後出しでヤヘンニの巧技を唱えた場合はマイナス修整のためヤヘンニが生き残り辛いと噛み合わない。
- 霊気紛争版のフレイバー・テキストは女性的な口調で訳されていたが、ダブルマスターズ2022での再録時には無性別設定を考慮してか訳語が変更された。
"The time for subtlety is over, darling."(出典:原語版(霊気紛争・ダブルマスターズ2022共通))
「繊細さの時期は終わったのよ、あなた。」(出典:霊気紛争・日本語版)
「繊細さの時期は終わったのです、可愛いお方。」(出典:ダブルマスターズ2022・日本語版)
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
霊気紛争の伝説のクリーチャーのサイクル。いずれもレアで各色に1枚ずつ存在する。自身の名を冠するソーサリーである巧技サイクルも同時収録されており、その能力によってマナ・コストを支払うことなく唱えられるマナ・コストに設定されている。
- 上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer
- 遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
- 不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan
- 航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider
- ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade
[編集] ストーリー
ヤヘンニ/Yahenniは霊基体/Aetherborn。ギラプール/Ghirapurで発明家のスポンサーとなる投資家の1人。他者の生命力を吸収し寿命を延ばす霊基体の中でも類稀な才能を持つが、ヤヘンニ自身はその能力を忌まわしく感じている。
詳細はヤヘンニ/Yahenniを参照。
[編集] 参考
- ↑ グランプリ・静岡2017春 9~32位入賞プレイヤーデッキリスト(スタンダード)(マジック日本公式イベントカバレージ)