液鋼の塗膜/Liquimetal Coating
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自身とアーティファクト化したパーマネントで2つのアーティファクトをコントロールすることになるため、金属術のサポートとして有効。特に不退転の大天使/Indomitable Archangelとの組み合わせは、液鋼の塗膜や不退転の大天使自体も守ることができて強力。また、対戦相手のパーマネントを対象とすれば、アーティファクト除去を万能パーマネント除去として使える(圧壊/Crushがわずか1マナの土地破壊に、赤でもエンチャントが割れるなど)。
リミテッドでは金属術との組み合わせが考えられるが、それだけなら他のアーティファクトを入れたいところ。上記の不退転の大天使、アーティファクト除去、プロテクション (アーティファクト)や鍛えられた鋼/Tempered Steelなどのアーティファクト・クリーチャーサポートなど相性の良いカードが大量確保できれば強力。
機械の行進/March of the Machinesと共に使えば土地破壊エンジンにもなり得る。その後灯争大戦にて類似能力を持った大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorが登場すると、モダンやレガシーではそちらとのコンボが生まれた。これで相手の土地をアーティファクト化すれば、ターン終了時までカーンの常在型能力でマナが出せなくなり、さらにカーンのプラス能力を重ねれば0/0となり死亡するため、都合タダで毎ターン相手の土地を1つ破壊できるようになる(≒相手は呪文等を使わないと土地を伸ばせなくなる)。また、その他の起動型能力を持つパーマネントを妨害することも可能。マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeの方が強力なロックになるが、マナ・コストの軽さは魅力的である。後にモダンでマイコシンスの格子は禁止カードとなったが、こちらのギミックは現役である。
- アーティファクトを対象にしてもよい。その場合、解決時には何も起こらない。
- 土地をアーティファクトにするマイアの土地刻み/Myr Landshaper、クリーチャーをアーティファクトにするニューロックの変成者/Neurok Transmuterに比べ、圧倒的に対象の範囲が広い。
- モダンホライゾン2ではマナ・アーティファクト化した代わりに土地を対象にできなくなった液鋼の首飾り/Liquimetal Torqueが登場した。
参考
- アーティファクト化
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - アンコモン