押し潰す蔦/Crushing Vines

提供:MTG Wiki

2023年7月26日 (水) 01:32時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Crushing Vines / 押し潰す蔦 (2)(緑)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。


フライヤーもしくはアーティファクト破壊できる呪文翼わな/Wing Snare青サビ/Verdigrisを選べて、それでいてマナ・コストが据え置きなので、それらの上位互換である。

戦闘の要となるフライヤーと強力な装備品の両方の対策となるため汎用性が高い。リミテッドではメインデッキからの投入を検討できるレベル。

スタンダードにおいてもサイドボードにしばしば採用されている。Delver-Bladeの主力パーツである、昆虫の逸脱者/Insectile Aberration修復の天使/Restoration Angelなどのフライヤーと、ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pikeなどの装備品の両方の対策になることが主な採用理由。

[編集] 開発秘話

このカードは「存在ありき/Being Mean to Creative」のカードである。飛行クリーチャーかアーティファクトを破壊するという効果は、緑の呪文としてメカニズム的には完全に筋の通った効果だ。しかしフレイバー的に考えると、いったいどのような呪文が、この2種類だけを選んで破壊するというのか。Tom LaPilleはこのようなフレイバー的なコンセプトのはっきりしないカードは作るべきではないと思っているが、Mark Rosewaterは「メルヴィンを抑えてヴォーソスを幸せにさせることが多いのだから、たまにはヴォーソスを抑えてメルヴィンが幸せになってもいい」と述べている[1]

[編集] 脚注

  1. DARK SHADOWS, PART 1/暗き影 その1Making Magic 2012年1月23日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

QR Code.gif