青サビ/Verdigris
提供:MTG Wiki
インスタントのアーティファクト破壊呪文。アーティファクト破壊の専門家である赤の粉砕/Shatterよりも少し劣る性能にデザインされている(→色の役割)。
先に登場したウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutanや忍び寄るカビ/Creeping Moldに比べ、コスト・パフォーマンスや汎用性で劣るため、あまり使われることはなかったが、それでも当時の緑にとって崩壊/Crumbleと違いリスク無くアーティファクトを除去できる唯一のインスタントだったため採用されることもあった。
後に「緑はアーティファクトを嫌う色」と定義し直され、酸化/Oxidizeや帰化/Naturalizeと言ったカードが登場した。それらと比べると言うまでもなくとても弱い。色の役割の変遷がよく分かるカードである。
- 後にまったく同じ内容で現実/Realityになる。
- ファイレクシアへの貢ぎ物/Phyrexian Tributeと比較すると、黒がいかにアーティファクト除去を苦手としているかがよくわかる。
- 青サビ(verdigris)とは銅のサビのこと。緑青(ろくしょう)とも。