萎縮

提供：MTG Wiki

萎縮/Witherはキーワード能力の１つ。シャドウムーアで登場する。

解説

ルール

萎縮を持つ発生源からクリーチャーに与えられたダメージはクリーチャーに残らない。そうではなく、それはその点数に等しい-1/-1カウンターをそのクリーチャーの上に置く。

• プレイヤーやプレインズウォーカーにダメージを与える場合は通常通り処理される。
• これはダメージを受けたあとの処理を変更する。ダメージを置換するわけではない。
  • 例えば、この能力と絆魂や接死を同時に持つクリーチャーがダメージを与えても、きちんと絆魂や接死は機能する。
• これは萎縮自体が持つ能力ではない。ダメージに関するルールが「発生源が萎縮を持つかどうか」を参照しているのである。そのため、この処理は最後の情報を参照することができる。
  • 萎縮を持つクリーチャーが戦闘ダメージを割り振ったあと、ダメージを与える前にそれが場を離れても、場を離れた時点で萎縮を持っていたのならばこの処理が適用される。

その他

シャドウムーアで登場したキーワード能力で、クリーチャーへのダメージが継続的に弱体化を与えることになる。

しかし、この能力自体はそれほど優秀とはいえないだろう。能力単体ではアドバンテージをとりにくいし、回避能力とも相性が悪い。リミテッドなら互いに抜き差しできない戦況で活躍してくれそうに見えるが、萎縮持ちが相手のクリーチャーと相打ちでは割りに合わないかもしれない。攻撃をスルーされたり、チャンプブロックされても能力が活きない。相手がタフネスだけは異様に高い壁役のクリーチャーを除去するのには向いているかもしれないが、それなら普通に除去を打ったほうが手間がかからないかもしれない。

• 主に黒や赤や緑の能力であり、シャドウムーアの段階では、青は混成カードで１枚のみ、白には１枚も存在しない。
• 先制攻撃とは相性がいい。
• 頑強クリーチャー及び再生対策になる。

参考

• 「萎縮」でテキスト検索
• キーワード能力
• ルーリング

引用：総合ルール 20231117.0

• 5 ターンの構造
  • 502 アンタップ・ステップ