エターナルエンチャント
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エターナルエンチャント(Eternal Enchantment)は、ウルザ・ブロックで登場し時のらせんで復活した、墓地に置かれたときオーナーの手札に戻るオーラの総称。永久エンチャントとも呼び、タカラトミーの公式サイトなどでは「循環オーラ(Recurring Aura)」と記述されたこともある。
Rancor / 怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。
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解説
オーラ強化計画の1つ。特別な方法で対処されない限り(後述)永久に再利用可能であり、オーラ特有の、そして永遠の課題である「アドバンテージの喪失しやすさ」を克服している。
これらのカードを完全に処理する(墓地送り)には、「打ち消す」「手札破壊」「対象不適正にする」という方法が一般的である。また、手札に戻るときに墓地を経由するので、死体焼却/Cremateのようなインスタント・タイミングでの墓地対策カードで追放したり、平和な心/Pacifismなどでエンチャント先を無力化することでも対処できる。一般的でない方法だがマイコシンスの格子/Mycosynth Latticeと機械の行進/March of the Machinesを出すだけ(?)で手札に腐る。
- その特性から、コンボやシナジーの形成に事欠かない。各種エンチャントレス、無限のワーム/Endless Wurmや煙突/Smokestackとの併用などが有名。
- 「最高のコモン・オーラ」として賞賛される怨恨/Rancorを生み出した。現在でも同カードはエターナルエンチャントの代名詞的存在である。
- WotC社のコラムなどでは「Perpetual(パーペチュアル:永久の) Enchantment(PE)」と呼ばれていたが、聞きなれない単語であったためか、日本では「エターナルエンチャント」が定着してしまった。もっとも、英語圏でも「Eternal Enchantment」という表現も使われることがあり、日本だけの表現というわけではない。
一覧
ウルザズ・サーガ
藻の蔓延/Spreading Algaeのみアンコモン、他はコモン。
ウルザズ・レガシー
すべてコモン。
- 休止/Cessation
- 緩慢な動き/Slow Motion
- 潜伏工作員の悪知恵/Sleeper's Guile
- ものぐさ/Sluggishness
- 怨恨/Rancor(基本セット2013にて、アンコモンで再録)
時のらせん
すべてアンコモン。
- 魂の因縁/Spirit Loop
- 愚か者の死/Fool's Demise
- 堕ちたる理想/Fallen Ideal
- 死せざる怒り/Undying Rage
- マングースの血/Aspect of Mongoose
新たなるファイレクシア
エルドレインの森統率者デッキ
レア。サイクルにはなっていない。構築済みデッキ、美徳と武勇/Virtue and Valorに収録されている。