闇の隆盛
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闇の隆盛/Dark Ascension | |
シンボル | 勢力が一転したイニストラード(追い詰められた人類)の象徴的表現 |
略号 | DKA |
コードネーム | Rattle |
発売日 | 2012年2月3日 |
セット枚数 | 全158種類 |
闇の隆盛/Dark Ascensionは、イニストラード・ブロックの小型エキスパンション。
目次 |
概要
舞台は引き続きイニストラード/Innistrad。アヴァシン/Avacyn不在の影響がいよいよ深刻になり、怪物たちはその勢いを増し、人間は苦境に立たされている。しかし同時に人間を食料としている吸血鬼も絶滅が危惧されていた。そんななか、イニストラードを故郷とするソリン・マルコフが、自らが人間と吸血鬼の平衡を保つために生み出したアヴァシンを求め、イニストラードに帰還する。
新規キーワード能力は不死、新規能力語は窮地。また両面カードのデザインが拡張され、第1面と第2面でカード・タイプの異なるものや、変身時の誘発型能力を持つものが登場した。
- 今回からプロツアーにエキスパンション名が付き、開催が発売日の翌週に設定されている。
- ブースターパックのおまけのカードの中に初めて紋章カードが登場する。ナンバリングはトークン・カードの後。
- 進藤欣也が翻訳を担当した最後のセット。
- 「闇の隆盛」というエキスパンション名、「人類が怪物に追い詰められる」という設定とは裏腹に、実際のカードでは白や人間が強く、逆に黒はあまり強いカードを与えられなかった。特にリミテッドで顕著。
- 発売元がタカラトミーである最後のセット。
夜に命じよ/Command the Night
プレリリース・トーナメントでは「怪物対人間」というイニストラードの世界観を体験する追加ルール「夜に命じよ」が導入された。プレリリースの参加人数に応じて 4 人~16 人のプレイヤーが、4組の怪物軍団(スピリット・ゾンビ・吸血鬼・狼男)に組してどれだけ人間側プレイヤーを倒し、仲間にするかを競い合う。
- 開始時の怪物の人数は次のとおり。
参加人数 | 開始時の怪物の人数 |
---|---|
8~22人 | 各怪物1体(4人) |
23~80人 | 各怪物2体(8人) |
81~167人 | 各怪物3体(12人) |
168人以上 | 各怪物4体(16人) |
モンスター側プレイヤーは、人間側プレイヤーにゲームで勝利すると、そのプレイヤーを自分の仲間にすることができる。最終的に一番多く増やした軍団と最後まで生き残った人間側プレイヤーが勝利する。
構築済みデッキ
エントリーセット
- 素早い正義/Swift Justice (赤白)
- 無慈悲な死/Relentless Dead (青黒)
- 暗黒の生け贄/Dark Sacrifice (白黒)
- 巨大な脅威/Monstrous Surprise (赤緑)
- 墓所の力/Grave Power (緑青)
イベントデッキ
パッケージ・イラスト
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Mark Rosewater (リード)、Jenna Helland、Zac Hill、Graeme Hopkins、Matt Tabak
- デベロップ・チーム - Tom LaPille (リード)、Mark Gottlieb、Zac Hill、David Humpherys、Ken Troop
関連リンク
- 闇の隆盛(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- 製品情報(WotC日本公式サイト)
- Announcing Dark Ascension(発売告知、Magic Arcana 2011年7月25日 Monty Ashley著)
- カードギャラリー(WotC)
- Dark Ascension Trailer/日本語字幕
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 闇の隆盛で踊ろう その1(Making Magic 2012年1月9日)
- 闇の隆盛で踊ろう その2(Making Magic 2012年1月16日)
- 暗き影 その1(Making Magic 2012年1月23日)
- 暗き影 その2(Making Magic 2012年1月30日)
- 暗き影 その3(Making Magic 2012年2月6日)
- よ~いドン!(Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について
参考
- プロツアー「闇の隆盛」
- 闇の隆盛 カードリスト (Wisdom Guild)
- カード個別評価:闇の隆盛
- カードセット一覧