邪悪な囁き/Malevolent Whispers
提供：MTG Wiki
Malevolent Whispers / 邪悪な囁き (３)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともに速攻を得る。
マッドネス(３)(赤)（あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。）
マッドネス付きの裏切りの本能/Traitorous Instinctであり、その上位互換。
普通に使ってもマナ・コスト相応。リミテッドでは吸血鬼中心のデッキなどで攻めの後押しとして用いることができるだろう。この手のコントロール奪取の例に漏れず奪ったクリーチャーを生け贄に捧げてしまうのもよい。イニストラードを覆う影においては生け贄を含むコストは黒だけでなく白にも多く存在する（白に4枚、黒に2枚、土地にウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey）。ただしパーマネントの起動型能力によるものはいずれもアンコモン以上なので、ブースター・ドラフトでコンボを狙う場合は意識して集める必要があるだろう。
また、マッドネスのおかげで共鳴者さえ用意すればインスタント・タイミングで唱えることができるのはソーサリーの亜種にはない強み。相手の攻撃に合わせて唱え、奪ったクリーチャーをブロックに充てることで除去呪文のように用いることができる。特にこのカードの場合、パワーのみの修整を与えることもあって相打ちでアドバンテージを稼ぎやすく、コンバット・トリックとして優秀。自分の攻撃クリーチャーに対して唱え、打点を上乗せするとともに擬似警戒を与える使い道もある。
- どこかで見たことのあるイラストは、第１０版の魔性の教示者/Diabolic Tutor（イラスト）を手掛けたGreg Staples氏によるもの。構図がそっくりである。
