Sustaining Spirit
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Ali from Cairoを適切な色に置き換えたようなクリーチャー。
アライアンス発売当時はAli from Cairoがタイプ1での制限カードだったため、同等能力に加えてタフネスが増え、また防御に優れた白ゆえにその活躍が期待されたが、2マナ単位の累加アップキープのために長期的な維持は不可能。まともに活躍することなくローテーション落ちしてしまった。
今なら稲妻のすね当て/Lightning Greavesや速足のブーツ/Swiftfoot Bootsなどの除去耐性をつけて無限の日時計/Sundial of the Infiniteで累加アップキープを踏み倒して維持し続けるといった運用法も考えられる。タフネスが1しかないAli from Cairoと異なり火山の流弾/Volcanic Falloutや紅蓮地獄/Pyroclasmなどのダメージによる全体除去に耐えられるのも強み。
- Rebecca Guayの描いた美しいイラストが目を引く。コレクター人気が高いカードの1つである。
- カード名には「Spirit」とあるものの、印刷時のクリーチャー・タイプはガーディアンのみでスピリットのクリーチャー・タイプは持っていなかった。その後2007年9月のオラクル更新で天使・スピリットになった。
- 長らく、天使でありながら唯一飛行を持たないクリーチャーであった(天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfireも通常では持たないが、自身の能力で得ることができる)。
- 27年後のドクター・フー統率者デッキにて2体目となる嘆きの天使/Weeping Angelが登場した。そちらは原作の設定を尊重して「翼を持つイラストのクリーチャーには飛行を与える」不文律を破ったのに対し、こちらはWhippoorwillに代表されるように、イラストの制作工程が未整備だった黎明期らしいフレーバーの齟齬が起きた一例と言える。
[編集] 開発秘話
アライアンスのデザイン・チームのJim Linによる記事「Do You Know Your Gorillas?」(Duelist11号掲載)では、このカードの開発(ゴリラ)名は「Gorilla from Cairo」である(アライアンスとゴリラの関係についてはアライアンスを参照のこと)。