All Hallow's Eve
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ソーサリー
All Hallow's Eveを悲鳴(scream)カウンターが2個置かれた状態で追放する。
あなたのアップキープの開始時に、All Hallow's Eveが悲鳴カウンターが置かれた状態で追放されている場合、それから悲鳴カウンターを1個取り除く。その上に悲鳴カウンターが置かれていない場合、それをあなたの墓地に置き、各プレイヤーは自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
全プレイヤーの墓地から全てのクリーチャーを戦場に戻す、豪快なリアニメイト呪文。戦場に戻すまでに数ターンかかる点がデメリット。
- 呪文にカウンターを置いて追放し、カウンターがなくなると実際の効果が生じるというのは、後世の待機に非常に類似している。
- 「All Hallow's Eve」は俗に言う「ハロウィン」のこと。イラストもそれらしいものになっている。
オラクルの変遷
元々カード・タイプはソーサリーであったが、一時期エラッタが出されてエンチャントに変更されていた。
その時点でのテキストは以下の通り。
旧オラクル
All Hallow's Eve (2)(黒)(黒)エンチャント
All Hallow's Eveは、その上に時間(time)カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープ開始時に、All Hallow's Eveの上に時間カウンターが置かれている場合、これの上から時間カウンターを1個取り除く。これの上に時間カウンターが置かれていないのならば、各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
2007年1月のオラクル更新でソーサリーに戻されると共に、今までの時間カウンターから、悲鳴カウンターに置き換えられた。時間カウンターを使う待機や消失との兼ね合いだろう。
このため、他の呪文のコスト(生け贄など)に使ったり、バウンスして再利用などはできなくなった。
関連カード
「全墓地の全クリーチャーを戻す」類似カードとして、以後、以下のようなものが作られている。
- 生ける屍/Living Death - 代わりに戦場のクリーチャーは墓地に落ちてしまう。
- 黄昏の呼び声/Twilight's Call - 反動は少ないがコストが大きい。
- 死せる生/Living End - 待機で唱えるのに時間が掛かることから、これのリメイクとしては最も近い(ただし、効果は生ける屍/Living Death)。
レジェンドにはこのカードと同様に「数ターン先に効果が誘発する」するカードがもう1枚作られている(Divine Intervention)が、1枚だけなのでサイクルとは言いづらい。
参考
- 壁紙 (一段目)
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:レジェンド - レア1
- カード個別評価:Masters Edition 3 - レア