5人のドクター/The Five Doctors

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本体が[[クリーチャー]]とはいえ、同じく5枚までサーチできる[[ティアマト/Tiamat]]が7マナ・[[5色]]だったことを考えるとキッカー抜きでも[[コスト・パフォーマンス]]として妥当なライン。[[踏み倒し]]に必要なマナは膨大ながら、[[マナ加速]]を得意とする[[緑]][[単色]]で完結するので、[[統率者戦]]の[[カードプール]]や[[初期ライフ]]の大きさを考えれば決して非現実的という程では無い。[[シングルトン]]かつ100枚[[デッキ]]の統率者戦において、[[統率者]]に指定できないソーサリー、[[打ち消し]]への弱さなども考えると依存しすぎる[[構築]]は流石に無謀だろうが、実質的な勝ち手段の一つとして採用しておく価値はあるだろう。
 
本体が[[クリーチャー]]とはいえ、同じく5枚までサーチできる[[ティアマト/Tiamat]]が7マナ・[[5色]]だったことを考えるとキッカー抜きでも[[コスト・パフォーマンス]]として妥当なライン。[[踏み倒し]]に必要なマナは膨大ながら、[[マナ加速]]を得意とする[[緑]][[単色]]で完結するので、[[統率者戦]]の[[カードプール]]や[[初期ライフ]]の大きさを考えれば決して非現実的という程では無い。[[シングルトン]]かつ100枚[[デッキ]]の統率者戦において、[[統率者]]に指定できないソーサリー、[[打ち消し]]への弱さなども考えると依存しすぎる[[構築]]は流石に無謀だろうが、実質的な勝ち手段の一つとして採用しておく価値はあるだろう。
  
ドクターという[[クリーチャー・タイプ]]自体、[[ドクター・フー統率者デッキ]]固有のものであり、登場時点で15種類しか存在せず、今後追加される見込みも、同様の[[コラボレーション]]が無い限りは小さいのは短所。元々統率者に指定されることを想定されたクリーチャー・タイプであるため、[[能力]]としては互いに利用しやすいものも多いのだが、どうしても[[コンボ]]の道筋が制限されがち。可能ならば[[多相]]なども活用して、最終的な勝ち手段の候補は複数持っておきたい。
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ドクターという[[クリーチャー・タイプ]]自体、[[ドクター・フー統率者デッキ]]固有のものであり、登場時点で15種類しか存在せずサーチできる範囲が狭いのが短所。元々統率者に指定されることを想定されたクリーチャー・タイプであるため、[[能力]]としては互いに利用しやすいものも多いのだが、どうしても[[コンボ]]の道筋が制限されがち。可能ならば[[多相]]なども活用して、最終的な勝ち手段の候補は複数持っておきたい。
  
 
シングルトンである統率者戦向けの[[カード・セット]]に収録された[[カード]]なので見落とされがちだが、ティアマトと違い[[カード名]]が同じドクターをサーチ・踏み倒すことも禁じていない。基本的にドクターは[[伝説のクリーチャー]]であり、踏み倒しても結局[[レジェンド・ルール]]に引っかかってしまうケースも多いものの、統率者戦以外で使う場合は単にサーチの時に[[除去]]された場合の保険を構えておいたり、多相を用いたコンボであればカード名の同じクリーチャーを一気に盤面に揃えることが出来る。キッカーした場合の踏み倒しは全て強制なので、一部を踏み倒し、残りを[[手札に加える]]といった芸当は不可能。
 
シングルトンである統率者戦向けの[[カード・セット]]に収録された[[カード]]なので見落とされがちだが、ティアマトと違い[[カード名]]が同じドクターをサーチ・踏み倒すことも禁じていない。基本的にドクターは[[伝説のクリーチャー]]であり、踏み倒しても結局[[レジェンド・ルール]]に引っかかってしまうケースも多いものの、統率者戦以外で使う場合は単にサーチの時に[[除去]]された場合の保険を構えておいたり、多相を用いたコンボであればカード名の同じクリーチャーを一気に盤面に揃えることが出来る。キッカーした場合の踏み倒しは全て強制なので、一部を踏み倒し、残りを[[手札に加える]]といった芸当は不可能。
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*[[これボレーション|コラボレーション・セット]]出身のクリーチャー・タイプということで、今後[[カードプール]]が広がっても新たにサーチできるクリーチャーが増えるかどうかが怪しいという問題も抱えていたが、[[ダスクモーン:戦慄の館]]にて[[教団の治癒者/Cult Healer]]が登場。これ自体は[[カードパワー]]の問題があるので特にドクターの[[タイプ的]]デッキで採用するようなものでは無いものの、今後のカードプールの広がりに期待が出来るようになっている。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年12月4日 (水) 22:23時点における版


The Five Doctors / 5人のドクター (5)(緑)
ソーサリー

キッカー(5)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(5)を支払ってもよい。)
あなたのライブラリーや墓地からドクター(Doctor)・カード最大5枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。これによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。この呪文がキッカーされていたなら、それらのカードをあなたの手札に加える代わりに戦場に出す。


6マナドクターを5枚までサーチ回収できるソーサリーキッカー込み11マナでそれらを戦場に出す

本体がクリーチャーとはいえ、同じく5枚までサーチできるティアマト/Tiamatが7マナ・5色だったことを考えるとキッカー抜きでもコスト・パフォーマンスとして妥当なライン。踏み倒しに必要なマナは膨大ながら、マナ加速を得意とする単色で完結するので、統率者戦カードプール初期ライフの大きさを考えれば決して非現実的という程では無い。シングルトンかつ100枚デッキの統率者戦において、統率者に指定できないソーサリー、打ち消しへの弱さなども考えると依存しすぎる構築は流石に無謀だろうが、実質的な勝ち手段の一つとして採用しておく価値はあるだろう。

ドクターというクリーチャー・タイプ自体、ドクター・フー統率者デッキ固有のものであり、登場時点で15種類しか存在せずサーチできる範囲が狭いのが短所。元々統率者に指定されることを想定されたクリーチャー・タイプであるため、能力としては互いに利用しやすいものも多いのだが、どうしてもコンボの道筋が制限されがち。可能ならば多相なども活用して、最終的な勝ち手段の候補は複数持っておきたい。

シングルトンである統率者戦向けのカード・セットに収録されたカードなので見落とされがちだが、ティアマトと違いカード名が同じドクターをサーチ・踏み倒すことも禁じていない。基本的にドクターは伝説のクリーチャーであり、踏み倒しても結局レジェンド・ルールに引っかかってしまうケースも多いものの、統率者戦以外で使う場合は単にサーチの時に除去された場合の保険を構えておいたり、多相を用いたコンボであればカード名の同じクリーチャーを一気に盤面に揃えることが出来る。キッカーした場合の踏み倒しは全て強制なので、一部を踏み倒し、残りを手札に加えるといった芸当は不可能。

参考

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