魔力変/Manamorphose
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2020年8月8日 (土) 02:06時点における版
支払ったマナを好きな色マナに変えるキャントリップ呪文。手札もマナも減らないので、とりあえずデッキ圧縮には貢献してくれるであろう。
ただ唱えるだけでもストームを稼ぐことができ、コスト減少カードと併用するとマナが増え、等時の王笏/Isochron Scepterに刻印すると使用したマナが好きな色になって戻ってくる上にカードまで引ける。カード・プールが広い環境でこそ実力を発揮する1枚である。
主にストームデッキなどのパーツとして、様々な環境で採用されている。スタンダードでは刈り痕ストーム、エクステンデッドではThe Extended Perfect Storm、レガシーではCharbelcher、パウパーでは赤系ストームなどが代表例。
- マナ・プールに加える色マナの種類を選択してからカードを引くので、手札にあるカードだけでなく引いてくるカードも予測したプレイングが必要である。もっとも、単色デッキで使用するならあまり気にしなくてもいい話ではあるが。
- プレーンシフトの使い魔サイクルなら、青の嵐景学院の使い魔/Stormscape Familiarを除きどれでもコスト減少が可能。その青の使い魔だけがタイムシフトで再録されており、残念ながらスタンダードではシナジーを形成できなかった。
- 主に5CGデッキなどの多色デッキにおいては、序盤の土地サーチ呪文やドロー呪文を安定して唱えるために重宝する。また、ダブルシンボルのカードにも繋げられるので、デッキ構築自体に影響を与えうるカードである。
- タララの大隊/Talara's Battalionとの相性は抜群。2ターン目に出すのを安定させる目的でペア投入される事も多い。
- テラリオン/Terrarionとの比較は興味深い。
- シャドウムーア初出時はコモンだったが、Modern Mastersではアンコモンに変更された。また新規イラスト、新規フレイバー・テキストを得た。
- カード名は「変身(肉体を変化させること)」を意味する「メタモルフォーゼ」のパロディ。本家はすでに変態/Metamorphoseやメタモルフォーゼ/Metamorphosisで登場済みである。
参考
- シングルカードストラテジー:《魔力変》(Web Archive)(タカラトミー、文:高橋優太)
- カード個別評価:シャドウムーア - コモン
- カード個別評価:Modern Masters - アンコモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - アンコモン