チャンドラの灯の目覚め/Chandra's Ignition
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{{フレイバーテキスト|処刑される直前の瞬間、彼女は紅蓮術師であること、生きること、チャンドラであることの意味を悟った。}} | {{フレイバーテキスト|処刑される直前の瞬間、彼女は紅蓮術師であること、生きること、チャンドラであることの意味を悟った。}} |
2020年5月10日 (日) 20:04時点における版
赤は頭でっかちのクリーチャーが多い色なので、相応の火種を用意するのは難しくない。パワー次第では対戦相手をそのまま焼き尽くせるだろう。この手の呪文にしては珍しく、火種となったクリーチャーは無傷で済む点も嬉しく、そのまま戦闘に参加させることでとどめを刺すことができる。
問題は5マナと少々重い点と、クリーチャーを対象にするため妨害されやすい点。特に後者が問題になりやすく、除去やバウンスはもちろんのこと、胆汁病/Bile Blightのようなマイナス修整でさえも大きく計算を狂わされてしまう。採用する際は呪禁持ちなどの妨害に強い火種を用意したいところ。
- カード名の通り、カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladeshをほぼ確実に変身させられる。
ストーリー
このカードは、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点る瞬間を描いている(イラスト)。
領事府/The Consulateのバラル/Baralに目を付けられたチャンドラは父キラン/Kiranを殺され、自らもアカーラ/The Akharaの広場で処刑される身となった。しかし振り下ろされた刃がその首に届く直前、彼女は自分自身が何者であるのかを悟った――自分は小さな、だが反抗的な、抑えることも消すこともできない炎なのだと。怒りの炎がその力を抑えていたはずの蒸気背負い/Vent packを融かし、彼女自身と周囲のすべてを飲み込んだ。その瞬間チャンドラの灯が点り、彼女は無意識にレガーサ/Regathaへとプレインズウォークした。
処刑される直前の瞬間、彼女は紅蓮術師であること、生きること、チャンドラであることの意味を悟った。
- カード名のIgnition(点火、着火)は文字通りの「火を着けること」と「プレインズウォーカーの灯が点ること」のダブルミーニングだろう。