アウフ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
5行: | 5行: | ||
{{#card:Kitchen Finks }} | {{#card:Kitchen Finks }} | ||
− | + | 初出は[[アイスエイジ]]の[[茶色のアウフ/Brown Ouphe]]。その後しばらく新種は登場しなかったが、[[ミラディン]]に茶色のアウフが[[再録]]され、同[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[フィフス・ドーン]]では新種である[[アウフの蛮人/Ouphe Vandals]]が登場した。その後再び鳴りを潜めるが、[[未来予知]]で3体目の[[呪文狂いのアウフ/Spellwild Ouphe]]が[[タイムシフト|フューチャーシフト]]として登場した。さらに[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]によって[[フィンドホーンのブラウニー/Fyndhorn Brownie]]と[[Pyknite]]が、遅れて[[Phyrexian Gremlins]]、[[Shelkin Brownie]]、[[Niall Silvain]]がそれぞれアウフに統合された(Phyrexian Gremlinsは[[ミラディン包囲戦]]発売時に元々のクリーチャー・タイプである[[グレムリン]]に戻ることになった)。[[シャドウムーア・ブロック]]でも新たに4種のアウフが登場した。 | |
[[薄暮の小僧/Dusk Urchins]]を除いてすべて[[緑]]か緑を含む[[多色]]である。[[赤]]のアウフは存在しない。 | [[薄暮の小僧/Dusk Urchins]]を除いてすべて[[緑]]か緑を含む[[多色]]である。[[赤]]のアウフは存在しない。 | ||
− | + | いずれも[[小型クリーチャー|小型]]。[[フィフス・ドーン]]までに登場した2体は[[アーティファクト]]が[[発生源]]である[[起動型能力]]を[[打ち消す]][[能力]]を持っているが、のちのカードは特に共通したデザインは無い。 | |
+ | *マイナーなクリーチャー・タイプだが、[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]は様々な[[フォーマット]]で活躍している。 | ||
*"Ouphe"を辞書で引くと「[[フェアリー]]、[[ゴブリン]]、[[エルフ]]」と説明されている。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージからするとこの3種はかなり違うようにも思えるが、文献によってはゴブリンをフェアリーの一種としていたりもするため、元をたどればどれも同じようなものなのかもしれない。要するに「ファンタジーの世界の比較的小柄な生き物」ということだろう。 | *"Ouphe"を辞書で引くと「[[フェアリー]]、[[ゴブリン]]、[[エルフ]]」と説明されている。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージからするとこの3種はかなり違うようにも思えるが、文献によってはゴブリンをフェアリーの一種としていたりもするため、元をたどればどれも同じようなものなのかもしれない。要するに「ファンタジーの世界の比較的小柄な生き物」ということだろう。 | ||
*[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/cotd/1003 Card of the day(2003年10月15日)]によれば、"Ouphe"は"oof(ウーフ)"と発音するとのこと。ただし、それが書かれた時には既に和訳は終わっていたはずなので、やむをえないと言えるだろう。さらに、資料によっては発音が"auf"となっているものもあり、間違いとは言い切れないようだ。 | *[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/cotd/1003 Card of the day(2003年10月15日)]によれば、"Ouphe"は"oof(ウーフ)"と発音するとのこと。ただし、それが書かれた時には既に和訳は終わっていたはずなので、やむをえないと言えるだろう。さらに、資料によっては発音が"auf"となっているものもあり、間違いとは言い切れないようだ。 |
2016年11月26日 (土) 08:55時点における版
アウフ/Oupheはクリーチャー・タイプの1つである。
Brown Ouphe / 茶色のアウフ (緑)
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
(1)(緑),(T):アーティファクトの起動型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
1/1Kitchen Finks / 台所の嫌がらせ屋 (1)(緑/白)(緑/白)
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
台所の嫌がらせ屋が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。
頑強(このクリーチャーが死亡したとき、その上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、それを-1/-1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
初出はアイスエイジの茶色のアウフ/Brown Ouphe。その後しばらく新種は登場しなかったが、ミラディンに茶色のアウフが再録され、同ブロックのフィフス・ドーンでは新種であるアウフの蛮人/Ouphe Vandalsが登場した。その後再び鳴りを潜めるが、未来予知で3体目の呪文狂いのアウフ/Spellwild Oupheがフューチャーシフトとして登場した。さらにクリーチャー・タイプ大再編によってフィンドホーンのブラウニー/Fyndhorn BrownieとPykniteが、遅れてPhyrexian Gremlins、Shelkin Brownie、Niall Silvainがそれぞれアウフに統合された(Phyrexian Gremlinsはミラディン包囲戦発売時に元々のクリーチャー・タイプであるグレムリンに戻ることになった)。シャドウムーア・ブロックでも新たに4種のアウフが登場した。
薄暮の小僧/Dusk Urchinsを除いてすべて緑か緑を含む多色である。赤のアウフは存在しない。
いずれも小型。フィフス・ドーンまでに登場した2体はアーティファクトが発生源である起動型能力を打ち消す能力を持っているが、のちのカードは特に共通したデザインは無い。
- マイナーなクリーチャー・タイプだが、台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksは様々なフォーマットで活躍している。
- "Ouphe"を辞書で引くと「フェアリー、ゴブリン、エルフ」と説明されている。マジックのイメージからするとこの3種はかなり違うようにも思えるが、文献によってはゴブリンをフェアリーの一種としていたりもするため、元をたどればどれも同じようなものなのかもしれない。要するに「ファンタジーの世界の比較的小柄な生き物」ということだろう。
- Card of the day(2003年10月15日)によれば、"Ouphe"は"oof(ウーフ)"と発音するとのこと。ただし、それが書かれた時には既に和訳は終わっていたはずなので、やむをえないと言えるだろう。さらに、資料によっては発音が"auf"となっているものもあり、間違いとは言い切れないようだ。
- 16~17世紀の英国では、妖精を表す一般的な語は"Ouph"といった。さらにこちらも"auf"とも"oof"とも発音したようだ。これらのことからすると、これが"Ouphe"の語源の可能性は高い。