トーメント
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2016年10月2日 (日) 11:48時点における版
トーメント/Torment | |
シンボル | ウロボロス |
略号 | TO, TOR |
コードネーム | Boron |
発売日 | 日:2002年2月1日 |
セット枚数 | 全143種類 |
トーメント/Tormentは、オデッセイ・ブロックの1番目の小型エキスパンション。日本では2002年2月1日に発売された。意味は「苦痛」。
目次 |
概要
ミラーリ/Mirariが陰謀団/The Cabalの手に落ちた後のオタリア大陸を舞台とする。
セット固有のテーマは「黒」。色配分を大幅に崩したマジック史上初のセットで、黒のカードが多く、その対抗色の白と緑のカードが少ない。
新キーワード能力としてマッドネスが登場し、ナイトメアが新たなメカニズムとして登場した。他にも黒以外の色で、「取り憑かれた」クリーチャーのサイクルや、汚れた土地のサイクルが登場した(いずれも黒に関係する)。過去のカードからはセンギアの吸血鬼/Sengir Vampireが再録され話題を呼んだ。
スタンダード環境へ以下の影響を与えた
- サイカトグ:チェイナーの布告/Chainer's Edict、堂々巡り/Circular Logic、綿密な分析/Deep Analysisにより大きく強化され、使用率でステロイドを抜き最大勢力になった。のちにサイカの夏と称されるサイカトグ1強体制へと発展していく。
- ステロイド:日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla、渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerを1マナ圏に搭載するもサイカトグに最大勢力の座を譲り渡すことになった。
- 青緑マッドネス:日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla、尊大なワーム/Arrogant Wurmを獲得し、新勢力となる。非常に安価に組めるわりに強力なデッキで、サイカトグとともにスタンダード環境はおろかエクステンデッド環境でも大会で実績をあげた。
- 黒コントロール:黒の全体除去であるもぎとり/Mutilate、爆発的なマナを産む陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersの獲得により新勢力となった。
また発売前に話題を集めたカードとして、再録された過去の名カードであるセンギアの吸血鬼/Sengir Vampire、新バージョンの新たな芽吹き/Regrowthである郷愁的な夢/Nostalgic Dreamsが挙げられる。しかし、最終的に環境に適合できず凋落していった。
- このセットより、プレミアム・カードの封入率が70枚中1枚になり、かつ製造工程の変更によりプレミアム・カードに継ぎ目が存在しなくなった。
- 製造過程のミスで、英語版のプレミアム・カードでない白のカードはイラストが荒くなっている(参考:Ask Wizards - February, 2002(2/26))
- 英語名が同じ名前のカードが存在する(責め苦/Torment)が、このセットとの関係はない。
- 開発時のセット名は「Vendetta(ベンデッタ)」であったが、現在の名称に変更された。
- よく使われる語であるトーナメントと紛らわしい。
テーマデッキ
パッケージ・イラスト
デザイン
デザイン・チーム | Bill Rose (lead) |
Mike Elliott | |
オデッセイ・デザインコンセプト | Richard Garfield |
Mark Rosewater | |
開発チーム | Henry Stern (lead) |
Randy Buehler | |
Mike Donais | |
Bill "Quill" McQuillan | |
Brian Schneider | |
貢献 | Paul Barclay |
Brady Dommermuth | |
アート・ディレクター | Dana Knutson |
関連リンク
- A Man Named Chainer (WotC、英語、トーメントの背景紹介)