中村修平
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*2011年頃からチームChannel Fireballに所属し同HPへの記事投稿なども行なっている。紹介ページでは[[リミテッド]]において、プレイヤブルでないカードを上手く利用して勝つ技術にチームメイトも舌を巻くと記述されている。ただし[[構築]]のデッキを考えるのはあまり得意ではなく、Channel Fireballでの調整チームが作ったデッキを微調整して使うことが多い。 | *2011年頃からチームChannel Fireballに所属し同HPへの記事投稿なども行なっている。紹介ページでは[[リミテッド]]において、プレイヤブルでないカードを上手く利用して勝つ技術にチームメイトも舌を巻くと記述されている。ただし[[構築]]のデッキを考えるのはあまり得意ではなく、Channel Fireballでの調整チームが作ったデッキを微調整して使うことが多い。 | ||
*2008年度[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]を受賞。2005年度5位、2006年度2位と惜しいところで逃すことが多かっただけに、2008年度は[[プレミアイベント]]全25回のうち22回も参加するという執念の入れようだった。 | *2008年度[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]を受賞。2005年度5位、2006年度2位と惜しいところで逃すことが多かっただけに、2008年度は[[プレミアイベント]]全25回のうち22回も参加するという執念の入れようだった。 | ||
− | *2013-14シーズンで、長く維持していた[[プロプレイヤーズ・クラブ]] | + | *2013-14シーズンで、長く維持していた[[プロプレイヤーズ・クラブ]]最高レベルから陥落してしまい「マジックから引退」を宣言した。 |
− | ** | + | **実際にはプラチナレベル陥落後、航空券支給+出るだけで賞金が貰えるプロツアーには引き続き参加し、これに加え場合によっては(国内・海外問わず)グランプリまでも参加する姿も見られている。仮にプロツアーベスト16などでプラチナレベル復帰が現実になった場合は引退を撤回し、再び競技マジックの最前線に降り立つ意思はある模様。そのため「引退」と言うよりも「無理にプレミアイベントは参加しない」というニュアンスの方が強いようだ。([http://coverage.mtg-jp.com/ww2014blog/entry/0011556// 参考1]) ([http://coverage.mtg-jp.com/gpkob14/article/011073/ 参考2]) |
**その後、[[グランプリダラスフォートワース15]]で優勝(GP7勝目)、[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]にて予選ラウンド1位突破を果たし、決勝ラウンドでは1回戦敗退したとはいえ7年ぶりのプロツアーサンデー(尚、ドラフトラウンドは6-0)など、海外大会で引き続き良い成績を残している。 | **その後、[[グランプリダラスフォートワース15]]で優勝(GP7勝目)、[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]にて予選ラウンド1位突破を果たし、決勝ラウンドでは1回戦敗退したとはいえ7年ぶりのプロツアーサンデー(尚、ドラフトラウンドは6-0)など、海外大会で引き続き良い成績を残している。 | ||
**そして2016年8月に、[[齋藤友晴]]からスカウトされ、Hareruya Prosへ移籍が決定し、事実上の引退宣言撤回となった。([http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3221 参考1]) ([https://twitter.com/TomoharuSaito/status/769146600165810177 参考2]) | **そして2016年8月に、[[齋藤友晴]]からスカウトされ、Hareruya Prosへ移籍が決定し、事実上の引退宣言撤回となった。([http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3221 参考1]) ([https://twitter.com/TomoharuSaito/status/769146600165810177 参考2]) | ||
*2009-2010シーズンを除く、2007年から2014年まで日本語公式ページにて出場した大会の旅行記を執筆していた。 | *2009-2010シーズンを除く、2007年から2014年まで日本語公式ページにて出場した大会の旅行記を執筆していた。 | ||
− | **2013- | + | **2013-2014年シーズンはプレミアプレイの方針変更もあり、あまり旅に出ない事を決意。旅行記は更新を続けているものの、多くの大会に参加していないのは確かなので、定期更新ではなくなった。そして同シーズン末に先の引退宣言も合わせ連載終了となった([http://mtg-jp.com/reading/worldswalk/0011151/ 参考])。 |
*[[ブラフ]]テクニックに定評があり、「'''しゃみしゅー'''」の異名を持つ。何を言っても三味線だと言われて信じてもらえない事もあるとかなんとか。 | *[[ブラフ]]テクニックに定評があり、「'''しゃみしゅー'''」の異名を持つ。何を言っても三味線だと言われて信じてもらえない事もあるとかなんとか。 | ||
**[[The Finals02]]では、決勝1デュエル目を三味線により相手のプレイミスを誘って勝利した。 | **[[The Finals02]]では、決勝1デュエル目を三味線により相手のプレイミスを誘って勝利した。 | ||
*[[2014年]]9月29日から[[2015年]]4月10日まで、Wizards社の公式サイトの連載「Daily Deck」を担当。mtg-jp.comで先行で配信し、後で英訳している。 | *[[2014年]]9月29日から[[2015年]]4月10日まで、Wizards社の公式サイトの連載「Daily Deck」を担当。mtg-jp.comで先行で配信し、後で英訳している。 | ||
− | *[[Luis Scott-Vargas]]の記事で5マナ3/5クリーチャーが出てくると、たびたび中村修平と[[スレイベンの純血種/Thraben Purebloods]]がセットでネタにされる([http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-azorius/ 例1][http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-whiteorzhov/ 例2])。これは、中村修平がChannel | + | *[[Luis Scott-Vargas]]の記事で5マナ3/5クリーチャーが出てくると、たびたび中村修平と[[スレイベンの純血種/Thraben Purebloods]]がセットでネタにされる([http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-azorius/ 例1][http://www.channelfireball.com/articles/gatecrash-set-review-whiteorzhov/ 例2])。これは、中村修平がChannel Fireballの合宿中でドラフトを練習していた所、(カードが足りてないからしょうがなく)純血種を2枚入れたカードパワーの低いデッキで3勝0敗の結果を出したことから([http://misdirection.diarynote.jp/201210111849569684 参考])。また、自らネタにしたこともある([http://mtg-jp.com/reading/nakamuradraft/0006828/ 例])。 |
==主な戦績== | ==主な戦績== |
2016年8月31日 (水) 08:12時点における版
中村 修平(なかむら しゅうへい)は、大阪出身のマジックプレイヤー。Hareruya Pros所属。
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概要
大礒正嗣、津村健志と共に日本を代表するプレイヤーの一人で、現在に至るまで第一線で活躍している。
2011年、日本人二人目となるマジック・プロツアー殿堂入りを果たしている。殿堂入り紹介記事では「世界のどこに行っても修平がいる」「まさにPlay The Game , See The Worldを体現している人物」と称された。
構築、リミテッドの双方で成績を残している実力者。どちらかと言えばリミテッド巧者であり、グランプリの7勝は全てリミテッドでの物。とはいえ殿堂入り時点でリミテッドの勝率が63%に対し、構築の勝率は60%と、決して劣っている訳では無い。
世界中のグランプリを行脚し、各地で安定した成績を残している。その生涯獲得プロツアー・ポイントは626点(2015-2016シーズン現在)
2013年5月時点において、グランプリのマッチ数&勝利数が他を大きく引き離し歴代1位であるとプロツアー「ドラゴンの迷路」Live配信において紹介された。通算プレインズウォーカーポイントでも2位を6500点ほどぶっちぎってのトップである。
プロツアーサンデーに6回進出し、2014年までプロプレイヤーレベルも毎年最高レベルを維持し続けていた。2010年度のレベル8は世界に6人しかおらず、日本人では唯一であった。
精力的にプロツアーに出場していた時期は、自宅は東京にあるのだが、海外遠征があまりにも多すぎるため、日本に滞在しているのは年60日程度。プロツアー前はMtGの本場アメリカで所属しているChannel Fireballの合宿、他の日々はグランプリを求めて西へ東へとホテルを点々とする生活をしていたこともあり、公式コラムで「日本在住と言っていいのか」とぼやいた事がある。ついに日本語公式ページのコラム「鍛冶友浩のデジタル・マジック通信」にて「国籍が不明になりつつある中村修平」と書かれてしまった(参考)。
2013以降に海外遠征を少し控える(後述)ものの、グランプリダラスフォートワース15で7回目のグランプリ優勝を果たし、Kai Budde、渡辺雄也にならび歴代1位タイの優勝回数となった。
グランプリセントルイス06で初戴冠。さらにグランプリ広島06でリミテッドを連覇。コールドスナップドラフトでの活躍ぶり(通算17勝1分けの無敗)から「スノーマスター」と呼ばれた。
- 2011年頃からチームChannel Fireballに所属し同HPへの記事投稿なども行なっている。紹介ページではリミテッドにおいて、プレイヤブルでないカードを上手く利用して勝つ技術にチームメイトも舌を巻くと記述されている。ただし構築のデッキを考えるのはあまり得意ではなく、Channel Fireballでの調整チームが作ったデッキを微調整して使うことが多い。
- 2008年度プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2005年度5位、2006年度2位と惜しいところで逃すことが多かっただけに、2008年度はプレミアイベント全25回のうち22回も参加するという執念の入れようだった。
- 2013-14シーズンで、長く維持していたプロプレイヤーズ・クラブ最高レベルから陥落してしまい「マジックから引退」を宣言した。
- 実際にはプラチナレベル陥落後、航空券支給+出るだけで賞金が貰えるプロツアーには引き続き参加し、これに加え場合によっては(国内・海外問わず)グランプリまでも参加する姿も見られている。仮にプロツアーベスト16などでプラチナレベル復帰が現実になった場合は引退を撤回し、再び競技マジックの最前線に降り立つ意思はある模様。そのため「引退」と言うよりも「無理にプレミアイベントは参加しない」というニュアンスの方が強いようだ。(参考1) (参考2)
- その後、グランプリダラスフォートワース15で優勝(GP7勝目)、プロツアー「ゲートウォッチの誓い」にて予選ラウンド1位突破を果たし、決勝ラウンドでは1回戦敗退したとはいえ7年ぶりのプロツアーサンデー(尚、ドラフトラウンドは6-0)など、海外大会で引き続き良い成績を残している。
- そして2016年8月に、齋藤友晴からスカウトされ、Hareruya Prosへ移籍が決定し、事実上の引退宣言撤回となった。(参考1) (参考2)
- 2009-2010シーズンを除く、2007年から2014年まで日本語公式ページにて出場した大会の旅行記を執筆していた。
- 2013-2014年シーズンはプレミアプレイの方針変更もあり、あまり旅に出ない事を決意。旅行記は更新を続けているものの、多くの大会に参加していないのは確かなので、定期更新ではなくなった。そして同シーズン末に先の引退宣言も合わせ連載終了となった(参考)。
- ブラフテクニックに定評があり、「しゃみしゅー」の異名を持つ。何を言っても三味線だと言われて信じてもらえない事もあるとかなんとか。
- The Finals02では、決勝1デュエル目を三味線により相手のプレイミスを誘って勝利した。
- 2014年9月29日から2015年4月10日まで、Wizards社の公式サイトの連載「Daily Deck」を担当。mtg-jp.comで先行で配信し、後で英訳している。
- Luis Scott-Vargasの記事で5マナ3/5クリーチャーが出てくると、たびたび中村修平とスレイベンの純血種/Thraben Purebloodsがセットでネタにされる(例1例2)。これは、中村修平がChannel Fireballの合宿中でドラフトを練習していた所、(カードが足りてないからしょうがなく)純血種を2枚入れたカードパワーの低いデッキで3勝0敗の結果を出したことから(参考)。また、自らネタにしたこともある(例)。
主な戦績
プロツアー
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ベスト8
- プロツアーハリウッド08 ベスト4
- プロツアーヴァレンシア07 ベスト4
- プロツアープラハ06 ベスト4
- 世界選手権05 ベスト8
- プロツアーコロンバス04 準優勝
グランプリ
- グランプリ神戸15 ベスト8
- グランプリダラスフォートワース15 優勝
- グランプリ上海14 ベスト8
- グランプリ北京14 ベスト8
- グランプリ香港13 優勝
- グランプリヒューストン13 ベスト8
- グランプリプロビデンス13 チーム戦ベスト4
- グランプリフィラデルフィア12 優勝
- グランプリコスタリカ12 優勝
- グランプリナッシュビル12 ベスト8
- グランプリプラハ11 ベスト4
- グランプリフィレンツェ10 ベスト4
- グランプリヒューストン10 ベスト8
- グランプリロッテルダム09 ベスト4
- グランプリリミニ08 準優勝
- グランプリコペンハーゲン08 ベスト4
- グランプリシュトゥットガルト07 優勝
- グランプリ広島06 優勝
- グランプリセントルイス06 優勝
- グランプリトゥールーズ06 ベスト4
- グランプリ松山05 ベスト8
- グランプリシアトル05 ベスト4
- グランプリ横浜03 ベスト8
- グランプリ宇都宮02 準優勝
- グランプリ名古屋02 チーム戦準優勝(S.S.D.)
- グランプリ福岡02 ベスト8
- グランプリ神戸01 準優勝
その他
- ワールド・マジック・カップ15大阪予選 ベスト8
- 日本選手権09 優勝
- 2007-2008年 プレイヤー・オブ・ザ・イヤー
- インビテーショナル07 出場(APAC部門 繰り上げ)
- The Finals05 準優勝
- 日本選手権04 ベスト4
- The Finals02 優勝
代表的なデッキ
- 5色残酷コントロール (日本選手権09 優勝)
- 黒緑エルフ (プロツアーハリウッド08 ベスト4)
- 青白トロン (プロツアーヴァレンシア07 ベスト4)
- 服部半蔵トロン (The Finals05 準優勝)
- 伍堂スペシャル (プロツアーフィラデルフィア05 第9位)
- セファリッド・ライフ (グランプリシアトル05 ベスト4)
- RDW (プロツアーコロンバス04 準優勝)
- 電結親和 (日本選手権04 ベスト4)
- 黒コントロール (The Finals02 優勝)
参考
- 殿堂入り記念ページ
- マジックプレイヤー的地球の歩き方(タカラトミー)
- 中村修平の「デイリー・デッキ」(mtg-jp.com)
- Twitter アカウント
- 中村修平のブログ
- » Shuhei Nakamura(Channel Fireball)
- 実在の人物