Mark Rosewater
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− | [[ | + | ボストン大学を卒業後、ハリウッドでコメディの脚本書きをしていたという経歴の持ち主。その後、[[Duelist]]誌に投稿していた"Magic: the Puzzling"という連載がきっかけで[[WotC]]社員となる。 |
− | + | 巧みな話術と文才から、[[プロツアー]]や[[インビテーショナル]]の運営、公式コラムの執筆、各種コンベンションへの出張など、さまざまな場面で活躍。その知名度から「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の広告塔」のような存在になっている。 | |
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+ | *かつては全てのPTに顔を出していたが、3児の父となった今ではなかなかそうもいかないようだ。 | ||
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+ | *「マジックの魅力は[[色の役割]]が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル」。 | ||
+ | *だが一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。自称「開発部一の“2倍にするカード”愛好家」。 | ||
+ | **挙動の面白さを優先しすぎるあまり、[[総合ルール|ルール]]がついていけないカードを作ってしまうことも多かった。また、シンプルで美しいカードを作ったつもりが、ぶっ壊れレベルの[[パワーカード]]になってしまった例も数知れない。[[オパール色の輝き/Opalescence]]、[[時のらせん/Time Spiral]]、[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]はすべて彼のアイディアだと言えば、その一端がおわかりいただけるだろうか。 | ||
+ | **最近では、ルールが全般に整備されてきたこと、また彼自身がデザインチームの総括的立場に着くことが多くなったことから、ぶっ飛んだカードが話題になることはかなり減ってきたものの、[[時のらせんブロック]]の[[タイムシフト]]企画などで相変わらず[[プレイヤー]]を驚愕させ続けている。 | ||
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*禁止・制限カードのデザイン記録は[[Richard Garfield|Richard]]に次いで2位である(参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr115 Loose Ends])。ただし、Richardの場合、ほとんどが[[パワー9]]とか[[アンティ]]とかのカードであるので、「禁止になった理由」がかなり違う。以下そのリスト。 | *禁止・制限カードのデザイン記録は[[Richard Garfield|Richard]]に次いで2位である(参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr115 Loose Ends])。ただし、Richardの場合、ほとんどが[[パワー9]]とか[[アンティ]]とかのカードであるので、「禁止になった理由」がかなり違う。以下そのリスト。 | ||
**[[古えの墳墓/Ancient Tomb]] | **[[古えの墳墓/Ancient Tomb]] | ||
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**[[通電式キー/Voltaic Key]] | **[[通電式キー/Voltaic Key]] | ||
**[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]] | **[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]] | ||
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==(冗談交じりに?)描いたカード== | ==(冗談交じりに?)描いたカード== |
2012年12月8日 (土) 14:15時点における版
マーク・ローズウォーター(Mark Rosewater)。 ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社R&Dのリード・デザイナー。MaRo(マロー)の愛称で知られ、彼が最初にデザインしたカードはそれにちなんでマロー/Maroと名づけられた。
ボストン大学を卒業後、ハリウッドでコメディの脚本書きをしていたという経歴の持ち主。その後、Duelist誌に投稿していた"Magic: the Puzzling"という連載がきっかけでWotC社員となる。
巧みな話術と文才から、プロツアーやインビテーショナルの運営、公式コラムの執筆、各種コンベンションへの出張など、さまざまな場面で活躍。その知名度から「マジックの広告塔」のような存在になっている。
- かつては全てのPTに顔を出していたが、3児の父となった今ではなかなかそうもいかないようだ。
- 「マジックの魅力は色の役割が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル」。
- だが一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。自称「開発部一の“2倍にするカード”愛好家」。
- 挙動の面白さを優先しすぎるあまり、ルールがついていけないカードを作ってしまうことも多かった。また、シンプルで美しいカードを作ったつもりが、ぶっ壊れレベルのパワーカードになってしまった例も数知れない。オパール色の輝き/Opalescence、時のらせん/Time Spiral、アーテイのおせっかい/Ertai's Meddlingはすべて彼のアイディアだと言えば、その一端がおわかりいただけるだろうか。
- 最近では、ルールが全般に整備されてきたこと、また彼自身がデザインチームの総括的立場に着くことが多くなったことから、ぶっ飛んだカードが話題になることはかなり減ってきたものの、時のらせんブロックのタイムシフト企画などで相変わらずプレイヤーを驚愕させ続けている。
- 禁止・制限カードのデザイン記録はRichardに次いで2位である(参考:Loose Ends)。ただし、Richardの場合、ほとんどがパワー9とかアンティとかのカードであるので、「禁止になった理由」がかなり違う。以下そのリスト。
- 古えの墳墓/Ancient Tomb
- 輪作/Crop Rotation
- ドリーム・ホール/Dream Halls
- 大地の知識/Earthcraft
- 納墓/Entomb
- 大あわての捜索/Frantic Search
- 厳かなモノリス/Grim Monolith
- 噴出/Gush
- ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond
- 水蓮の花びら/Lotus Petal
- 記憶の壺/Memory Jar
- 精神力/Mind Over Matter
- リシャーダの港/Rishadan Port
- 適者生存/Survival of the Fittest
- 時のらせん/Time Spiral
- 修繕/Tinker
- 通電式キー/Voltaic Key
- ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain